【内定取消し?】精神保健福祉士国家試験に落ちたらどうなるか?【問題なし?】
この記事の内容をざっくりと
- 精神保健福祉士国家試験の合格率は60%【40%は落ちます・・・】
- 国家試験に不合格となっても大丈夫?内定取り消し?リアルな話(社会福祉士にも対応)
- 国家試験は1度落ちると中々受からない?
- 【まとめ】落ちたらどうなる?精神保健福祉士国家試験の実際
精神保健福祉士国家試験の合格率は60%【40%は落ちます・・・】
既に皆様ご存知の通り約60%であり、ここ最近は62%台で推移をしています。
ちなみに直近の2019年においては、合格率62.7%という結果でした。
人数で申し上げると、6779人が受験し、4251人が合格しております。
反面、意地悪な言い方をすれば残りの約40%は不合格となっております。
数にすると昨年は2528人が不合格となっており、このリアルで大きい数字を見ると、いくら勉強していたとしても他人事とは思えないのではないでしょうか?
受かる人間がいれば落ちる人間も必ずいる。試験の常です。
かくいう筆者の周りにも、実際に不合格となった方がいらっしゃいました。
さて、ここからが当記事の本題なのですが、試験に落ちた方はその後どうなっているのでしょうか?
お読みの皆様はここが気になっているものと思います。
これについて、私が今まで聞いてきた実際のお話を、概要のみとなりますが次項よりご紹介していきたいと思います。
国家試験に不合格となっても大丈夫?内定取り消し?リアルな話(社会福祉士にも対応)
多くの受験生の方は、精神保健福祉士資格を取得し、それを活かせる職に就かれます。では、資格が取れなければ仕事に就けないのかというと、半分正解で半分不正解であると言えるでしょう。
これはどういうことか? 結論から申し上げますと、
- 落ちたものの元々内定が出ていた企業に就職をする
- 就職するはずだった企業の内定が、国試に落ちたことにより取り消しになる
この相反する2つの結果が実際にあるのです。
なぜ相反する2つの結果が同時に存在するのか?ですが、採用する企業が、
このどちらかによって企業の対応が異なるからです。
より具体的に申し上げますと、精神保健福祉士を必ず配置しなければならない配置義務は筆者の知る限り存在しませんが、2つだけ例外があります。
1つ目は行政です。
行政の採用要件には、はっきりと有資格者、または資格取得見込みの仮採用といた旨が記載がされており、国家試験に落ちると内定が取り消しとなります。
行政機関に無資格者はおらず、ここは間違いないでしょう。
なお、これに関しては社会福祉士資格も同様の処遇となります。
2つ目は病院です。
精神科の病棟を持つ病院では、『精神保健福祉士配置加算』という加算を取ることができ、この要件の1つとして、病棟に専従の精神保健福祉士を配置することが明記されています。
つまり、これを算定している病院は資金や人員に余裕がある等の例外を除いては、精神保健福祉士資格を持っている人間"しか"求めていないということです。
似たような例で、社会福祉士資格に関して、『退院調整加算』を取る病院の『MSW(ケースワーカー)』としての内定であれば取り消しになる可能性があります。
以上のことより、①の『精神保健福祉士』を求めている職場は、行政職と、上述の加算を取っている病院ということになります。
筆者の知る限りですが、内定取り消しの話は全て病院と行政から聞こえてきたものです。
逆に②の現場で活躍できればOKに関しては 、行政・病院以外の施設の多くが、精神保健福祉士の配置義務がないためなかこのスタンスであり、最悪国家試験に不合格であっても将来性込みで実際に雇われています。
また、内定先が病院であっても、法人内に福祉施設を有していれば翌年の合格を条件に病院ではなく施設の職員としてひとまず採用するという話も聞いたことがあります。
このように、ある意味落ちても大丈夫な就職先もあり、社会福祉士も同様であると言えます。
おまとめ致しますと、精神保健福祉士国家試験に不合格となってしまったら、
- 行政は間違いなく内定取り消し
- 病院は内定取り消しの可能性あり
- その他の施設は将来性込みで採用となる可能性が高い
という風に筆者は捉えています。
仮に国家試験に不合格であったとしても可能性はあります。
ですので、よく聞く「試験落ちたし実習行かなくていい」という発想は間違っています!!
行かなければ来年以降の受験資格さえも失ってしまいますので、こうなるとさすがにどこも雇ってくれません・・・
確実に落ちたとしても実習には必ず行くようにして下さい!
そして、万が一内定取り消しになったとしても諦めずに再度就活に取り組んで下さい!受け入れてくれる職場はきっとあります!
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と、このように試験に落ちてもお終いでは決してないですが、とは言え、やはり1発で受かるにこしたことはありません・・・
上述の内定取り消し以外にも、『1発で受からないことの弊害』がありますので、次項でご紹介します。
国家試験は1度落ちると中々受からない?
前項で、『翌年の合格を条件にひとまず採用』という事例をご紹介しました。
落ちても大丈夫!落ちてもいけるという就職先は実際にあります。
しかし、筆者の知る限りでは、落ちた翌年に合格している人はごく少数で、1度落ちた人は落ち続ける傾向にあると捕らえています。
これはなぜか??
ずばり、正職員として働きながら勉強するということは非常に大変だからです!!
学生であってもただでさえ試験勉強は大変なのに、正社員として責任を負いながら、その合間に勉強をして合格する実力を付けるのは並大抵のものではありません。
このようなことからも、絶対に1発で合格すべきです!!
また、1度落ちた方は必ず2度目で合格して下さい!!
手前味噌なのですが、合格するための方法として、
- 『1ヶ月で合格するための勉強法』
- 『足切りを防ぐための最後の仕上げ』
これらを以下の2記事でご紹介しておりますので、是非ご参照下さい!
ちなみに、社会福祉士国家試験にも応用可能です!!
1ヶ月の勉強で、合格点を50点以上上回った筆者の勉強法です!絶対に損はさせません!!
【まとめ】落ちたらどうなる?精神保健福祉士国家試験の実際
当記事では、
- 精神保健福祉士国家試験の合格率は約60%(約40%は落ちます・・・)
- 落ちたらどうなるのか?
→内定取り消しも実際にありますが、落ちても大丈夫な就職先も多くあります。
- 1度落ちると中々受からない?
→働きながらの勉強は大変です!絶対に1発、最低でも2回目で合格すべきです!!
- 受かるための勉強法をご紹介!
→合格点を50点以上上回った筆者の勉強法を是非ご参照下さい!
ざっくりと以上のことについてご紹介させて頂きました!
『やる前から負けること考えるバカいるかよ!』
とアントニオ猪木さんにビンタされそうな内容の記事でしたが、何が言いたかったかというと、出来れば1発で、最低でも2回目で受かりましょうということ!これだけです!!
当記事を読んで頂いた皆様全員の合格を祈念致しております!
もし不安があるようでしたら上でご紹介した勉強法を試してみてください!!笑
では!