今話題の5Gが福祉業界にもたらすのは『支援者間の競争』である!
この記事の内容についてざっくりと
- 今話題の5Gとは?簡単にご紹介!
- 5G で世の中はどう変わっていくのか?
- 5Gがもたらす革新により、支援者間の競争が活発化する!
今話題の5Gとは?
5Gとは、皆様ご存知の4Gに続く、次世代の通信技術のことを言います。
- 高速大容量 :4Gで1分かかるものを5Gでは1秒弱で送る事ができる!
- 低遅延 :5Gは4Gの10分の1のズレしか生じず、信頼性が高い!
- 多接続性 :4Gよりも多くの機器を同時にネット接続でき、しかもスムーズ!
大きくこれらの特徴により、日常生活におけるyoutubeの動画再生や、LINEでの大容量の写真のやり取りがストレスなく行えるようになるのみならず、経済効果が30兆円以上と言われているように、新たなビジネスチャンスが多数生まれると言われています!
東京オリンピックイヤーである2020年の導入を目指し、国を挙げて実用化に取り組んでいるようです!
5G で世の中はどう変わっていくのか?
今話題の5Gについて、何となく凄いことはお分かり頂けたかと思います。
引き続きまして本項では『具体的に5Gが普及したらどのよう世の中が変わっていくのか?』ということについてご紹介をさせて頂きます!
ストレスなくスマホでインターネットが出来る
スマートフォン、いわゆるスマホが普及して生活の大半を占めるといっても過言ではない現代においても、時間帯によって読み込みが遅くなったり、月末は通信制限がかかったりとストレスを感じることが多々あります。
しかし、5Gが普及する事で各段に通信環境が改善し、ストレスフリーでスマホを触り続けることが可能であると言われています。
遠隔のライブチャット(テレビ会議)が高画質かつスムーズに実施できる
皆様既にご存知の通り、
ライブチャットとは、Webカメラで撮影した映像や音声を双方がネットを通して視聴することを言います。
筆者も大企業に在籍していた前職時代は、よく全国の支部をWebでつないだテレビ会議をライブチャットで実施していました。
しかしながら、映像はかっくかくで音声は遅れるしノイズもひどく、あまつさえ映像が途切れて中断みたいなことがよくありました。
簡単に言うと、5Gが導入されることによってこのようなトラブルがなくなり、しかも、より遠方同士でも音声の遅れなく高画質で実施が出来るようになるということです。
地球の裏側の人とお互いの顔を見ながらストレスなく会話する事も可能になるかもしれません。
また、これは同時に、どこにいても同じ水準の教育が受けられるということも同時に言えるでしょう。現在の通信教育の比にならないLIVE感のある授業を受けられ、しかも全国どの会場からでもスムーズな質疑応答が可能となるでしょう!
IoT化が加速度的に進んでいく
IoTとは、『Internet of Things』モノのインターネットの略の事です。
身の回りのモノがインターネット経由で通信することを言います。
分かりやすく言うと、「アレクサ!電気消して!」といったCMでお馴染みの『Alexa』がIoTの代表的な例です。
アレクサがネットワーク上で電気と通信をしている、いわゆるIoTの技術によってこれが可能となっているわけです。
このIoTですが、例えば農業にこの技術を活用した『スマート農業』が代表的な例として挙げられます。
これまで多くの労働力を用いて手作業で行っていた膨大な仕事を、5Gを通してたくさんの機材同士をIoTで繋ぐことによって、自動的に行うことが可能であると言われています。
以上、
ごく1部ですが、5Gによって世の中がどう変わっていくのかについてご紹介をさせて頂きました!
5Gがもたらす革新により、支援者間の競争が活発化する!
さて、ここからが本題です!
前項でご紹介致しました、『5Gによりライブチャットが高画質かつスムーズに出来る』という革新が福祉業界に競争をもたらすことになると筆者は予測しております。
極論を申し上げますと、支援者間の競争が起こり、無能な支援者は淘汰される可能性があるということです!
それはなぜかを説明致しますと、
これまで、利用者さんは最寄の施設で支援を受けるしか選択肢が実質ないために、言うなれば支援者を自由に選ぶ事が出来ませんでした。
「この人嫌だなぁ」とか、「この人頼りにならないなぁ」と思ったとしても、自分で出来ることはその施設の他の支援者に担当を変えてもらうように訴えることぐらいで、繰り返しとなりますが、本当の意味で自由に支援者を選択することが出来ませんでした。
しかしながら5Gが普及し、ライブチャットが、目の前で話をしていることとそれ程違いのないクオリティになってくることが予想されます。
そうなれば、介護や作業所といった『その場所で支援を受けなければならない支援』以外のサービス、具体的には、
面談・カウンセリング、計画相談、そして、デイケアや地活のサロンであってもライブチャットで繋ぐことでその場所に通う必要はなくなる可能性があり、このようなサービスに関しては、利用者さんが自由に事業所を選択を出来るといった時代がすぐ側に来ているのではないかと筆者は推察します。
このようなことから、5Gは福祉業界に競争をもたらすものであると筆者は捉えています。
漫然と、ただ支援者でいるだけでは利用者さんを支援することが出来なくなる時代が間もなくやってくるのではないでしょうか。
選ばれる支援者になるためには?
こちらの記事でも書かせて頂きましたが、利用者さんのために支援を行い、ニーズに応えていくことが利用者さんに必要とされる、『選ばれる支援者』になるための唯一無二の手段であると筆者は考えています。
もちろん、上述のような競争が起こってきたあかつきには、コマーシャルやマーケティングといった要素も重要となってくるでしょう。
しかしながら、我々の仕事は利用者さんのニーズによって成り立っています。
このニーズに応え続けること。そしてそのために正しく成長し続けることで既存の顧客は離れませんし、長期的に見て、確実に利用者さんは増えてくるものと考えます。
宣伝はあくまで手段です。そこを目的としてしまえば一時の繁栄しか得ることは出来ないでしょう。
そではなく、利用者さんの自己実現という真の目的を見据え、利用者さんのために支援を行うことでしか選ばれる支援者にはなり得ない!こう筆者は考えております。
【まとめ】今話題の5Gが福祉業界にもたらすのは支援者間の競争である!
今話題の5Gとは?簡単にご紹介!
→4Gより速くてズレなくてたくさんの機器に接続が可能!
5G で世の中はどう変わっていくのか?
→ストレスなくスマホが触れる
→遠隔のライブチャットが高画質でスムーズに実施可能
→IoT科が進んでいく
5Gがもたらす革新により、支援者間の競争が活発化する!
→多くのサービスを利用者さんが自由に選べる時代が来る
→漫然と支援者でいるのでなく、『選ばれる支援者』になる必要がある
以上のついてご紹介をさせて頂きました。
あくまで筆者の予測でありますが、競争が激しくなることは間違いないと言えるでしょう!
『選ばれる支援者』となれるよう、是非切磋琢磨していきましょう!!
では!