大企業を辞めて精神保健福祉士になりました。

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社長表彰までされた大きな会社を10年の節目で辞めて精神保健福祉士になりました。『細く長く働く』がモットーです。

『乃木坂の握手が不安を安心に変えてくれた』SAD傾向が改善した話

この記事の内容をざっくりと

 

  • SAD(社会不安障害)とは?
  • 筆者はSAD傾向であったが、『乃木坂46』の握手会に行くことで大きく改善した!
  • 乃木坂46が不安を安心に変えてくれた』なぜ改善したのかを考察!

 

SAD(社会不安障害)とは?

  

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SAD(社会不安障害)とは・・・

例えば、会議でのプレゼンで多くの人の前で発表をするといった、自身に注目が集まるといったような特別な状況下で、普通の方よりはるかに強い不安や緊張を自覚するとともに、動悸や発汗などが見られうまく話すことが出来ない。

 

このように、普段出来ることが特別な状況下では円滑に出来なくなる症状・疾患のことを言います。

 

そして、特別な状況を離れ日常場面に戻ると普段通りに生活が出来る点も特徴です。

完璧主義な方や、他人からの評価を気にする方に多いと言われており、日本での有病率は0.8%程度と言われております。

 

以上、あくまで筆者の解釈ですが、このような症状・疾患であると認識をしています。

そしてこの疾患は、特定の状況下以外では症状が出ないことが診断上の重要な基準となるため、診断が付きにくいということを以前医師より聞いたことがあります。

 

治療に関しては、

薬物療法も可能ですし、認知行動療法も推奨されています。

 

さて、このSAD(社会不安障害)ですが、

診断を受けていないためあくまでも主観となりますが、筆者も長らくこの傾向にありました。

幼少期から授業中に教師にあてられることが非常に苦手で、典型的なエピソードとしては、

小学校2年生の時に毎日1人ずつ九九の全ての段をクラスメイトの前で暗唱する機会があったのですが、自分の番の前々日ぐらいから、その日の当番の人の発表を聞いているだけで冷や汗をかいたり、夜眠れなかったりということがありました。

そして、自身の発表時のことは全く覚えていません。

緊張のあまり何が起こっているのかさえも認識できていなかったのでしょう。

後から周りに出来ていたことを聞いて胸を撫で下ろしたことを鮮明に覚えています。

 

このような『緊張しいな特性』いわゆるSAD傾向は、

中学生、高校生、大学生と年齢が上がっていっても大きく改善する事はなく、ずっと自身のコンプレックスであり続けました。

 

そして、「このコンプレックスをどうにか改善したい!」と思い、あえて向いていないであろう営業職を希望し、就活を経て社会人となりました。

就職して現場に出てからは、苦手とする人前でのプレゼンの機会が多くしんどいことのオンパレードでしたが、そのおかげで少し改善はしたものと考えます。

とは言え『少し』です。抜本的に良くなることはありませんでした。

 

しかしながら、あることをきっかけに、この『緊張しいな特性』いわゆるSAD傾向が大きく改善しました!

そのあることとは

乃木坂46』の握手会です。

  

乃木坂46との握手が不安を安心に変えてくれた

 

白石麻衣写真集 パスポート

白石麻衣写真集 パスポート

 

 

結論から申し上げますと、皆様ご存知の乃木坂46の『まいやん』こと白石麻衣さんと握手をして以降、少々の事では緊張をしなくなり、SAD傾向が大きく改善しました!

嘘のようなほんとの話です。

 

以下より詳細を話していきたいと思います。

(※あくまで筆者の経験・主観であることを予めご了承下さい)

 

私は以前より乃木坂46が好きでしたが、前述のような緊張しいな特性から、「握手したら緊張で死んでしまう」と考えており、どれだけ友人から誘われても、このグループの醍醐味である『握手会』に参加はしてきませんでした。

 

しかし、ある時、友人からの度重なるオファーに屈し、ついに参加することとなりました。

 

会場に着き、白石麻衣さんと握手するまで約2時間整列して待ちます。

最初は友人と談笑しながら何事もなく待てていたのですが、列が進み、徐々に握手するブースが近付いてくるにつれて、周囲の緊張感や、「あの白石麻衣さんがあそこにいるのか・・・」という実感に襲われ、無性に怖くなり緊張感から汗が止まらなくなりました。吐きそうにもなりました・・・

 

堪らず「やっぱ辞めとくわ」と友人に伝え離脱しようとするも、

「恐怖を乗り越えて感動を味わえ」「根性なし」等の厳しい言葉を投げかけられ、それを許してはもらえませんでした。

 

最後のブースまでの10メートルの間は、今まで味わった全ての緊張を足したもの以上と言っても過言ではない程の緊張を感じ、物凄く不安でした。

この間の私の行動を後から色々友人に揶揄されましたが、そのことを私は全く覚えておらず、ただただ緊張し、不安を感じていたのだろうと思います。

 

そして、いよいよ白石麻衣さん本人にご対面。

驚くことに、この時のことは鮮明に覚えています。

白石麻衣さんがとても綺麗だったということ、私が何を話し、どのような返答を頂いたかもしっかりと覚えています。

始まる前のことはほとんど覚えていないのに、なぜかここはしっかりと覚えていました。

 

うまく形容が出来ませんが、『不安が安心に変わった』ような、友人の言うように、恐怖を乗り越えた後の感動を味わう事が出来たということでしょう。

それと同時に、握手を終えた後、何だか生まれ変わったような感覚がありました。

握手前と比べて、自分が少し大きくなったような、そんな感じです。

 

そしてここからが重要なのですが、この握手会の一件以降、

これまで緊張していた場面でそれ程緊張しなくなりました!

つまり、これまで長年悩まされてきた緊張しいな特性、SAD傾向が突如として大きく改善されたのです!

 

これはなぜか?はっきりとは分かりませんが、

暴露療法(エクスポージャー)のような効果があったのだろうと考察をしています。次項で詳しく触れていきます。 

 

なぜ乃木坂46の握手会でSAD傾向が改善したのか?

 

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ずばり、暴露療法(エクスポージャー)のような効果が絶妙に得られたため改善したのだろうと考えます!

 

暴露療法について念のために復習をすると・・・

主に不安障害に用いられる行動療法の技法であり、不安や苦痛を克服するために、患者が抱いている物や状況に対して、危険を伴うことなく直面させるといった療法です。

筆者はよく「自身の閾値を越えることで不安や苦痛を感じにくくなる」と説明します。 

 

では、この暴露療法に筆者の経験を当てはめて端的に説明しますと、

『憧れている白石麻衣さんという大スターに、恐れ多くも直に会う』といった、

ただでさえ緊張しいな筆者が、間違いなくこれまで経験したことのない大きさの緊張を抱くであろう場面に直面することによって不安や苦痛を克服出来た!

 

ということなのではないかと考察します。

 

列に並んでいる時、確かにこれまで経験した事のない『緊張』『不安』を感じました。そして、これに耐えられたことで結果的に克服できたのだろうと考えます。

言い換えると、『白石麻衣さんと会う』という超非日常な出来事が、筆者の低い閾値を越えまくったことによって、後に不安や緊張を感じにくくなったのでしょう。

 

乃木坂46との握手が、私の『不安』を『安心』に変えてくれたと私は認識しています。

白石麻衣さん、誘ってくれた友人に本当に感謝です。

 

※ちなみにその後も折を見て握手会には参加していますw

現在の推しは山下美月さんです↓↓↓ 

乃木坂46 山下美月1st写真集「忘れられない人」

乃木坂46 山下美月1st写真集「忘れられない人」

 

  

 【まとめ】『乃木坂の握手が不安を安心に変えてくれた』SAD傾向が改善

   

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 当記事では、

  • SAD(社会不安障害)とは?
  • 筆者はSAD傾向であったが、『乃木坂46』の握手会に行くことで大きく改善した!
  • 乃木坂46が不安を安心に変えてくれた』なぜ改善したのかを考察!

   →暴露療法的な効果が得られたことが理由ではないか!

 

ざっくりと以上のことについてご紹介をさせて頂きました!

あくまでこれは筆者の経験であり私見ですが、緊張しいのSAD傾向でお困りの方は、憧れの芸能人に会いに行って自身の閾値を広げてみることも有効かもしれません。

 

少しでもお役に立てましたら幸いです!

  

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