大企業を辞めて精神保健福祉士になりました。

大企業を辞めて精神保健福祉士になりました。

社長表彰までされた大きな会社を10年の節目で辞めて精神保健福祉士になりました。『細く長く働く』がモットーです。

【必見】『モンスター支援者』に注意!

 

この記事の内容をざっくりと 

 

  •  モンスター支援者とは?
  • 支援者も利用者さんも同じ人間である!
  • 自分の弱さに触れ、共に成長していくことこそ支援である!

 

 

モンスター支援者とは

 

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 以前ツイートをして中々の反響を頂いたのですが、

 

利用者さんだからといって無条件に、

 

  • 目標を持たないといけない
  • 規則正しく生活しなければいけない
  • 夜更かししてはいけない
  • 無駄使いしてはいけない
  • タバコを吸いすぎてはいけない
  • バランスのとれた物を食べなければならない
  • 品行方正でなければいけない

 
みたいな考え方をすることは『支援者の傲慢』であると私は考えています。

 
支援者として、状況によってはある意味自分のことを棚に上げて「徹する」ことも必要ですが、分かってやっているのならまだしも、

長くやっている内にマヒしてきてこれを無意識にやってしまうようになれば末期です。

 
そして、無意識的に自分のことを棚に上げ、利用者さんに極端に厳しい要求ばかりする支援者を、私は『モンスター支援者』と呼んでいます。

 


自分は仕事よりも喫煙している時間の方が長いんじゃないかというぐらいタバコを吸っているのに、利用者さんには「タバコやめろ」と言ってみたり・・・

 
社会通念上、自身は明らかに肥えているのに、利用者さんの自己管理に人一倍厳しかったり・・・

 
客観的に見てツッコミどころ満載なことに気付かず、無意識にそのようなことをしている支援者は、利用者さんもその事に気付いていますし、それだけならまだしも、全く信用が得られていないことに気付くべきです。

 
では、支援者はあらゆる面で品行方正でなけれならないのか?

 
そんなことはもちろんありません。というか無理です。

少なくとも私には絶対に無理です。

 

では、どうすればいいか?

自分の弱さに触れて、その上で利用者さんと接すればいいのです。

 利用者さんとともに成長していけばいいのです。

 

『支援者』『利用者』という枠を取り払って、同じ人間として歩んでいく。それだけです。

 
以下より、筆者の実例も交えてこのやり方についてお話していきたいと思います。

 

自分の弱さに触れ、『ともに成長していく』

 

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例えば、恥ずかしい話、筆者は若い頃お金に非常にルーズでした。

ケチだと思われることを恥とし、必要以上に人に奢り、社会人になってからも母親にお金の無心をすることもありました・・・

今思うと恥ずかしいことで、普通であればこんな過去は口が裂けても言えないものです。

 

しかしながら、支援者になってから、先述の『モンスター支援者』のような方を見たこともあり、「逆に自分の弱さや失敗をさらけ出すことはありだな」と思うようになりました。

自分の弱さをある意味『ネタ』とすることでお互いの失敗を共有することにより、

「一緒に頑張っていこう」「ともに成長していこう」という目標を定めることで、関係を深めることが出来る。

このような仮説を立て、これを実践してきました。

 

結果的に、概ねこの仮説は正しく、以前はからっきしだった方が筆者の支援にのってくれる等、全体的に円滑に支援を進めることが出来ています。

 

加えて、利用者さんと「一緒に頑張っていく」「成長していこう」という約束をすることで、自分の弱さに対して怖がることなく向き合えるようになり、筆者も人として少しは成長することが出来たように思います。

 

【まとめ】支援者も利用者も同じ人間だ

 

支援者も利用者も同じ人間です。

失敗もするし、それに落ち込み、苦しみ、そこを乗り越えて成長していくのです。

全て等しく同じで、『病気を持っているかいないか』

差はそれだけであることを今一度認識しないといけません。

支援者と利用者という目に見えない線引きをどう扱うか?

これを常に考えていくことが重要なのだろうと考えます。

 

人生山あり谷あり・・・

その道をともに歩んでいくのが支援であり、支援者なのだろうと私は思います。

 

以上、本日は思うことをまとまりなく記事にしてみました。

参考になりましたら幸いです。

では!

 

 

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新 社会人のための精神保健福祉士(PSW):社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私

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