優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンの3つの共通点!
・一般企業から精神保健福祉士への転職を考えている方
・精神保健福祉士から他業種への転職を考えている方
・精神保健福祉士を目指している方
是非当記事をご覧下さい!
優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンは本質的に同じである
https://lock2059.hatenablog.com/entry/2019/10/31/225303
こちらの記事にも書きましたように、
私は一般の会社の営業職を辞めて精神保健福祉士へと転職しました。
企業にはない精神保健福祉士『ならでは』のやりがいを日々感じながら、かつ無理なく働けており、とても幸せな毎日を送っています。
さて、ここからが本題です。
一般企業の営業職と精神保健福祉士、業務内容は全く異なりますが、
両者を経験した私は、
優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンは本質的に同じである
と、こう確信しております。
ずばり両者の共通点は、
1.ストレングス視点に優れていること
2.手段が目的にならない
3.『プラスワン』の仕事を常に出来ること
この3点です!
ここから順に解説していきます
優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンの共通点
ストレングス視点に優れていること
精神保健福祉士としてストレングス視点が重要なのは言うまでもないでしょう。
ストレングス視点で利用者さんを見ることにより支援の可能性は広がり、利用者さんの望む生き方を支えることができる、つまりエンパワメントに繋がります。
そして、ストレングスを見つける能力は人によって差があり、より多くのストレングスを見つけられる方が利用者さんに多くの可能性を示すことが出来ますので、
ストレングス視点に優れている方が優秀な精神保健福祉士と言えるのではないかと思います。
では、営業マンのストレングス視点とは何なのでしょうか?
そのままなのですが、
『顧客のいいところを見つける能力』です。
なぜいいところを見つける能力が必要なのか?それは顧客に、商品のいいところに対する『聞く耳』を持って頂くためです。
詳しく説明致しますと、
営業として顧客に何かを購入して欲しい際、
いきなり商品の話をしたところで中々成功しません。そもそもの『聞く耳』がないからです。
そのため、まずは相手に自分を好きになってもらうことにより、聞く耳を持ってもらうことが重要です。
どうするか?
ずばり「相手のいいところ」を探し、ここを話題にすることが多いです。
『時計変わりましたね』
『いい声ですね』
『最近お痩せになりましたね』
何でもいいのです。
なぜなら、相手のいいところは相手がこだわっているところであることが多いからです。
ですので、相手のいいところをたくさん見つけて話題にすることで話が弾み、自分と顧客の距離が縮まり、その結果『聞く耳』を持ってもらえる可能性が高まり、よく売れます。
以上のことより、優秀な精神保健福祉士、よく売れる営業マン共にストレングス視点に優れていることがお分かり頂けたかと思います。
手段が目的とならないこと
例えば、
・支援内容にこだわりすぎて中々前に進まなかったり
・支援者同士の支援方針が合わないことでチームが同じ方向を向けなかったり
・あまつさえ支援者同士が自分の立場を重視しすぎるが故に喧嘩してしまったり
結果的に一貫性のない中途半端な支援となってしまい利用者さんが不利益を被るという場面を見ることがあります。
まさしく本末転倒で、誰のために仕事をやっているのかと問いたくなります。
しかしながらこういうこと、実はしょっちゅうあってその原因の多くは、
『手段が目的となっていること』です。
どういうことかと言いますと、
我々の仕事の「目的」は利用者さんに幸せに生活をして頂くことであるはずです。
そのための「手段」が支援であって、言い方は悪いですが支援内容なんてたかだか「手段」に過ぎないと言うわけです。
その「手段」が「目的」になっているが故にうまく前に進まないのです。
・形式にこだわりすぎて融通がきかない
・あーでもないこーでもないと支援が全然前に進まない
・自分や組織の立場を守るために利用者そっちのけで支援者間で言い争いをする
「手段」が「目的」になっている典型的な例で、「支援をする」ことが目的になってしまっているのです。
繰り返しとなりますが、あくまでも我々の目的は利用者さんに幸せに生活してもらうことです。
私の知る優秀な精神保健福祉士はここが明確になっており、本当の意味での利用者さんファーストの支援をしています。
こだわりすぎずに、スピード、質のバランスのよいとてもシンプルで小気味いい仕事をされています。
私の目標です。
そして営業マンにおいても同じことが言えます。
よく売れる営業マンはよく売ることを目的とし、その手段にこだわりすぎたり時間をかけ過ぎたりすることはありません。
例えば、手段となるプロモーション方法にこだわりすぎることなく、とにかく会社が推進する宣伝方法や商材を用い、数多くの得意先に営業を行い売上を上げていきます。非常にシンプルなのです。
逆に、売れない営業マンはプロモーション方法にこだわりすぎて肝心な得意先への訪問が少なかったり、報告書を溜めていることによって重要である月末に現場に出れなかったりと、結果売上を伸ばすことが出来ません。
まさしく手段が目的となり、本当の目的を見失っているのです。
以上のことより、優秀な精神保健福祉士、よく売れる営業マンともに手段が目的とならず、本当の目的を見据えてシンプルに仕事をこなしているということが言えますね。
『プラスワン』の仕事を常に出来ること
これは精神保健福祉士や営業マンのみならず、どの仕事にでも言えることです。
そして、筆者が働く上で最も重視していることでもあります。
『プラスワン』とは、相手の期待を少し超えることを言い、とても重要であると考えています。
なぜ『プラスワン』が重要か?
それは対象との信頼関係の構築に繋がるからです。
マイナス1でも自身の仕事が相手の期待を下回ると、信頼関係が損なわれるてしまいます。
そして、プラス10とか100でもダメです。
『プラスワン』じゃないといけません。
それはなぜか?
相手の要求を超えすぎると、相手が恐縮してしまい、純粋な信頼関係の構築とはならないからです。
相手の期待を少し上回り、嫌らしくない程度に「おっ」と思わせることが重要なのです。
例えば、
私が優秀であると感じる精神保健福祉士は利用者さんから自分の飲んでる薬のことを知りたいと依頼されたとしたら、その薬はもちろんのこと、同じ薬効種の他の薬のことも調べておき、必要であれば説明をします。
よく売れる営業マンは、接待の際、対象のニーズを調べ好みの店を選ぶのはもちろんのこと、二次会の店の目星を付けていたり、〆のラーメン屋を何軒かリストアップしていたりと工夫をしています。
これぞプラスワンです。
そして、私が見るに、精神保健福祉士でも営業マンでも優れている人は「常に」これが出来ています。
『プラスワン』は対人業務の基本であり究極の応用とも言えるものと考えており、これが出来る人は間違いなく対象とあつい信頼関係で結ばれています。
以上、
優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンは本質的に同じであることを
1.ストレングス視点に優れていること
2.手段が目的にならない
3.『プラスワン』の仕事を常に出来ること
この3つの共通点からご紹介させて頂きました!
つまるところ優秀な人材はどんな業種でも輝くということでしょうか?
私もどこででも通用する人間になりたいです!
では!
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