大企業を辞めて精神保健福祉士になりました。

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社長表彰までされた大きな会社を10年の節目で辞めて精神保健福祉士になりました。『細く長く働く』がモットーです。

うつで休職中にすべきこと『おすすめ3選』

この記事の内容をざっくりと

 

 

休職中だからといって遠慮せず自分の好きなことをしましょう!

 

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 休職はうつ病を良くするためのものです。

しかしながら、会社を休ませてもらっているからといって、遊んではいけないわけではありません!

 

断言します!

ずっと休職することに引け目を感じていたり、先のことを考えてくよくよしても治りが遅くなるだけです。

 

結論!自分の好きなことをしましょう!!

 (医師の指導のもと、周囲に反感を買わない方法で、程度でやることが前提です)

 

 さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

 

「休職期間中にすべきことオススメ3選」 

 

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ずばり、

  1. よく寝る!
  2. とにかく好きなことをする!
  3. 規則正しい生活を心がける!

です!

 

 

①よく寝る! 

 

特に休職初期は職場のことが気になったり、先のことを不安に感じることが多く、気分が大きく落ち込んでいると思います。

 そんな状況で何かに取り組もうというのは無理があり、多くの場合逆効果となります。

 

まずはちゃんと食べてよく寝ること!

次第に少しずつ「何かをしたい」という活力が湧いてきます!

その時まで、はやる気持ちを抑えゆっくりと休みましょう。

 

 ②とにかく好きなことをする!

 

 先述のように次第に活力が湧いてきます。

 こうなったら、自分の好きなこと・今やりたいことに取り組んでいきましょう!

 

先程も申し上げましたが、会社を休ませてもらっているからといって、遊んではいけないわけではありません。

 

むしろ遊んだ方が回復が早くなります。

家でずっとじ〜っとしていては治るものも治りません。

 

無理のない程度に、好きなこと、今やりたいことをやることで少しずつ元気を出していきましょう。

 

ただ、1つ注意点があり、例えば旅行等のうつ病に対して刺激が強いと考えられることに挑戦したい場合は、必ず医師に相談してからにしましょう。

場合によっては病状に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

 

さておき、とにかく活力が湧いてきたならば、自分の好きなこと、今やりたいことに取り組んでいきましょう。

負い目を感じる必要はありません!回復のために必要なプロセスです。 

 

③規則正しい生活を心がける!

  

活力が湧いてきて、少しずつ良くなってきたという実感が得られたら、朝起き夜に眠るといった規則正しい生活にチャレンジしましょう!

 

理由は以下の3つです。

 

1、セロトニンの分泌が促されるから

 

セロトニンとは、幸福を感じるための神経伝達物質であり、

うつ病はこのセロトニンの分泌が減っていることが1つの要因とされています。

 

そしてこのセロトニンは日光を浴びることで分泌が促されると言われています。

 出来れば近所に散歩に出かけて陽の光を浴びる。

難しければ朝起きてカーテンを開け、少しでも浴びるように心がければ、症状の回復に繋がる可能性があります。

 

是非試して見て下さい!

  

2、メラトニンの分泌が促されるから

 

 

メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれております。

 

その名の通り、メラトニンの分泌が多いと睡眠・覚醒リズムが整い寝付きが良くなります。また、それに加えて「質のよい睡眠」を得られるようになるとも言われています。

 

うつ病を患う方の多くは睡眠障害もお持ちです。

そして睡眠障害のせいで昼夜が逆転すると!うつ病は中々良くならないどころか、むしろ病状が悪化する恐れもありますのでメラトニンの分泌は非常に重要です。

 

(余談)

セロトニンは、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料でもありますので、日光を浴びることで一石二鳥ですね!

 

3、病状の悪化に繋がるから

 

 

休職初期等の病状が最も重い時期はこころの休息を最優先にして「寝たいときに寝て、起きたいときに起きる」ことが必要です。

 

しかしうつ病の回復期に入ると、昼夜逆転等の生活リズムの乱れが症状の悪化に繋がるとされており、病むおえない場合を覗いては規則正しい生活を心がけるのが良いでしょう。

 

医者やケースワーカーと相談しながら、睡眠リズム表を付けることも規則正しい生活を心がける上で有効です。

 

場合によっては睡眠導入剤の変更が必要になることもありますので、うまく眠れず生活リズムか乱れている場合は、是非睡眠リズム表をつけ、生活状況を可視化し、医師と共有して下さい。

 

ちなみに、このリズム表は医師やケースワーカーに相談をするともらうことが出来ますので気軽に相談してみて下さいね!

 

 

以上、今回は

「休職期間中にすべきことオススメ3選」

  1. よく寝る!
  2. とにかく好きなことをする!
  3. 規則正しい生活を心がける!

をご紹介させて頂きました!

 

少しでも皆様のお役に立ちますように!

 

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  • 休職期間を経て、復職するのか?転職するのか?で迷われている方向けに、それぞれのメリット・デメリットをご紹介した記事です。

 

  • 気になる休職期間中のお金の話についてご紹介した記事です。

 

  • 休職するための手順をご紹介した記事です。

 

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↓↓↓具体的に休職する方法が書かれており参考になります。