大企業を辞めて精神保健福祉士になりました。

大企業を辞めて精神保健福祉士になりました。

社長表彰までされた大きな会社を10年の節目で辞めて精神保健福祉士になりました。『細く長く働く』がモットーです。

【裏技】『ソーシャルスタイル理論』を応用したコミュニケーション法をご紹介!

 

この記事をざっくりと

  

  • 人間誰しも、コミュニケーションにおいて『苦手なタイプ』『得意なタイプ』がある!
  • この得手不得手をなくすことが支援において非常に重要!
  • 『ソーシャルスタイル理論』について
  • 『ソーシャルスタイル理論』を応用したコミュニケーションで得手不得手をなくそう!

 

 始めに

 

 

仕事をする上で、

「この人は得意だ」「この人は苦手だな・・・」といった、対象のタイプによる好き嫌いは人間であれば誰にでもあることです。

 

そして、仕事において、顧客(利用者さん)・同僚・協力者、いずれも自分の好きなタイプばかりを相手に出来ることはほぼゼロに等しく、苦手なタイプともコミュニケーションを取らざるをえない場面が必ず出てきます。というよりもそのような機会がたくさんあります。

 

となると、苦手なタイプを限りなくなくしていくことが仕事を円滑にするために必須であり、ましてや、対人援助をする精神保健福祉士であり、様々な人と関わっていくことで仕事を動かしていくソーシャルワーカーでもある我々にとっては尚更そうです!

 

さて、当記事では、苦手なタイプをなくしていく方法について、

『ソーシャルスタイル理論』の考えを応用した“私のコミュニケーション術”についてご紹介させて頂きます。

前職の営業マン時代に活用していたもので、精神保健福祉士となってからも変わらず日々の支援・業務の助けとなっております。

そして、これを意識することによりタイプに関係なくコミュニケーションが取れるようになり、その結果日々の仕事を円滑に出来るものと考えますので、是非参考にして頂ければと思います。

 

 

『ソーシャルスタイル理論』とは? 

 

ソーシャルスタイル理論とは、アメリカの産業心理学者であるデビット・メリルが提唱したコミュニケーション理論です。

このソーシャルスタイル理論では、「人の特徴はコミュニケーションに現れる」と考え、「自己主張」「感情表出」の大小によって人を4つのタイプに分類します。

 

 

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『ソーシャルスタイル理論』によるタイプ分類

上の図がソーシャルスタイル理論によるタイプ分類です。

まずは皆様の周囲の人をタイプ分けしてみて下さい!

極端な例を除いては、この4つのタイプに当てはめることが出来るのではないでしょうか?

 

そして、4つのタイプの特徴は以下の通りです。

 

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4つのタイプの特徴

さて、ここからが『私のコミュニケーション術』のご紹介です!

前提として、この4つのタイプによりそれぞれ好むコミュニケーションが異なるということを申し上げます。

つまり、これからご紹介していく『攻略法』も大きく異なるということです!

 

この『攻略法』について、順に説明をしていきます。

 

 コントローラータイプ

 

このタイプは「人や物事を支配していく」ことを好みます

そして、過程よりも結果を重視するという特徴もあります。

 

攻略法

結論から申し上げますと、決してコントロールをしないことです。

そして、

  • 結論から単刀直入に物事を説明すること
  • 何かについて知りたい時は、ただ質問するよりも「教えて欲しい」と、いわゆる教えを請うような表現を用いること
  • 何かを任せるときは口出しせずに全面的に任せること

このようなコミュニケーションを取ることがポイントです。

 

例えば、このタイプの方を支援する時は、完結に物事を説明することと、「相手を立てる」よう言葉を慎重に選ぶようにしています。

また、このタイプの同僚と仕事をする際は、よほどのことがない限り口出しせずに任せるようにしています。口出しすると逆効果になることの方が多いからです。

 

プロモータータイプ

 

このタイプは、人や物事を促進していくこと、つまり「他者に影響すること」を好みます。非常に承認欲求の強いタイプであると言えるでしょう。

 

攻略法

 とにかく承認することです!

・たくさん褒め、賞賛すること

・話を聞くときは相槌を欠かさず、明確な反応をすること

・日々こまめにコミュニケーションを取ること

以上が鉄板です!

 

このタイプの方を支援する時は、 とにかくこまめにコンタクトを取ることと、アイデアを褒めること、出来ていることは逐一賞賛するようにしています。

また、このタイプの同僚には、とにかく「そだね~」と承認することを心がけています。

 

サポータータイプ

 

このタイプは回りに合わせるタイプで、対立を避けるいわゆるイエスマンです。したがって、『合意』があることが行動の源となります。

 

攻略法

「私もこそう思います」や「私も賛成です」といったことを言動で伝え、合意を示すことをこころがけることです。

・穏やかに、温かみのある対応をすること

・些細なことでもねぎらいのことばをかけること

・話を聞くときは忙しくても手を止めてしっかりと聞くこと

以上、とにかく「あなたに合意していますよ」ということを分かりやすく示すようにしています。

 

このタイプの方を支援する時は、何かを決めかねている時に客観的に明らかに正しい場合は、「私もそれでいいと思う」ということをはっきりと伝えることにしています。自己決定を尊重しすぎると、いつまでも決められないことになりかねませんので。

また、このタイプの同僚には、些細なことにもお礼を伝えるようにしていますし、提案にははっきりとイエスかノーで答えるようにしています。どっちつかずの姿勢や曖昧な態度を示しているとことが先に進まないことが多いからです。

 

アナライザータイプ

 

このタイプは、とにかく自分の中で納得がいかないと行動に移さないタイプです。曖昧な指示では絶対にいけません!

 

攻略法

とにかく理路整然と物事を伝えること。結果だけでなく、過程も正確に伝えて納得して頂くことが重要です。

・何かを伝える時・任せる時は、「それをする意味」「ゴールまでのステップ」「リスク」等を明確に伝えて、相手の腑に落ちるまで試行錯誤すること

これに尽きます!

 

このタイプの方を支援する時は、まず必ず資料をつくり、それを基に過程からゴールまでを事細かに説明します。そして評価も歯に衣着せずにフィードバックします。忖度しても相手を混乱させるだけですので。

そして、このタイプの同僚には、この仕事をする意味と手順について事細かに、納得するまで説明します。根性論等の曖昧な話はせず、極力建設的な話をするように心がけています。

 

 

 

まとめ

 

以上、当記事では『ソーシャルスタイル理論』の考えを応用した“私のコミュニケーション術”についてご紹介させて頂きました。

このやり方、やや複雑ではありますが、日々意識することで苦手なタイプの方とも次第に円滑なコミュニケーションが出来てくるものと思います。

 

そして、少し例示もさせて頂きましたように、是非対人援助にご活用頂き、感想をお聞かせ下さい!

これをどんどん進化させ、対人援助やコミュニケーションの法則を明文化することが究極の目標です!

 

ご参考になりましたら幸いです!

 

では!

 

↓↓↓明日から実践に活かせるよう具体的に記述されており読みやすいです!

苦手なタイプを攻略するソーシャルスタイル仕事術

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↓↓↓同じく、明日から活かせるスキルが目白押しです!!

タイプがわかればうまくいく! コミュニケーションスキル

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【必見】ここが変だよ精神保健福祉士!

この記事の内容をざっくりと

 

 

 

精神保健福祉士の皆様><

 

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我ながら刺激的なタイトルを付けたものです・・・

 

当記事では、一般企業での10年のサラリーマン生活を経て精神保健福祉士へと転職した筆者が感じる、他業種と比較した精神保健福祉士のいい意味でも悪い意味でも「変だな」と思った点についてご紹介させて頂ければと思います。

 

語弊のないよう先に申し上げますが、悪意は全くありません!

現に筆者も精神保健福祉士ですし・・・

ただ純粋に、筆者が転職した当時抱いていた「戸惑い」や「疑問」、「葛藤」についてご紹介することによって、皆様の今後の業務に役立つのではないか?

こういった思いから書かせて頂いております。

 
それではいきます!

 

ここが変だよ精神保健福祉士

 

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 ずばり、

 

  1. 目標をあまり計数化しないところ
  2. 良くも悪くも結果を利用者さんが原因とし、仕事の検証をしないところ
  3. 再現性を意識しないところ

 
以上の3点となります。

 

これらは筆者がサラリーマン(営業マン)時代に嫌という程叩き込まれた要素であり、転職当事、精神保健福祉士の先輩方があまり重視されていないことに驚きました。

自分はどう仕事をすべきかだろうかと日々「リトル自分」と自問自答していたぐらいです。

 

以下、順に詳しく説明していきます!

 

目標をあまり計数化しないところ

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 前職時代よく、

「目標は必ず計数化すること!」

と日々上司に言われてきました。

なぜなら、計数化しなければ仕事を評価出来ないからです。

 

例えば、「顧客Aさんにたくさん商品を売る」という目標と、「顧客Aさんに1000万円分商品を売る」という目標を比較してみると、進捗や結果をどちらが追いやすいか、評価しやすいかは一目瞭然でしょう。

 つまり、「目標を計数化する」ということは仕事をする上で非常に重要であり、これは誰もが納得できる事柄でしょう。

 
しかしながら、精神保健福祉士になり、先輩方はあまり目標を計数化することなく仕事に取り組んでいました。

後に、精神障害を持つ方々を支援する精神保健福祉士の仕事は非常に計数化しにくいということが分かりました。

例えば、「Oさんの幻聴を半年後に半減させる」と目標を立てたところで、半年後に結果を客観的に計りようがないですし、そもそもどう取り組めば目標を達成できるのかが分かる人間はこの世にいないでしょう。

それぐらい難しいことなのです。

 加えて、精神疾患の特性上、あまり結果を求めないほうがいいという暗黙のルールがあるように感じます。

確かに、病状に触ってまで結果を求め目標を追う必要はありません。

必ずしも成長しなければいけないという理由もありませんので。

 

こういった理由から先輩方は目標をあまり計数化せず、日々の仕事に取り組まれていたのだと思います。そしてこれが悪いとは言いませんし、「結果!結果!」としていない分職場の雰囲気はとてもいいです。

 

しかし、徐々に経験を積み様々な考察を重ねた結果、

やはり私は仕事をする上で目標を計数化すべきだと考え、それは精神保健福祉の世界でも同じであると結論付けました。

上述の幻聴の話のような例外を除き、福祉においても結果を求め、数字で目標を立てるべきです。

 

例えば、「訓練等給付」を受けている方は実際に目標を立てて日々訓練をされていますし、それを計数化してよりフォローしやすく、達成しやすくするのが妥当であると考えます。

 

ただ、精神疾患の特性上目標を達成しようと努力する過程で頑張りすぎて体調を崩したり、発達障害であれば、その障害特性でどうしても達成が難しい目標も出てくることでしょう。

 

これを考慮に入れると、支援において目標は明確に定めるものの、状況に応じてそれを柔軟に変更していかなければならないものと考えます。

一般企業では目標の上方修正はあるものの下方修正はありませんので、精神保健福祉との共通点はあるものの、この点は別物として捉えなければならないということです。

 

まとめますと、

福祉業界であっても目標は計数化すべきでありますが、それは柔軟に変更すべきだと結論付け、現在はそのような考えを持ち、日々の支援に取り組んでいるという次第です。

少なくとも、精神保健福祉だからといって、目標を定めなくていい、計数化しなくていいということはない!ということは言えるでしょう。

 

良くも悪くも結果を利用者さんが原因とし、仕事の検証をしないところ

 

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例えば、Pさんの支援をしていたとして、

 

結果が出た時:   「Pさんがよく頑張ってたから!」

結果が出なかった時:「Pさん頑張れなかったもんね・・・」

 

という評価がほとんどである気がします。

 

我々の仕事は、あくまで主役は利用者さん、上で言うとPさんですので、

前者の「Pさんよく頑張ってたから!」はありかなしかで言うとありでしょう。

ただ、後者は本末転倒というか、

そもそも仕事をする上でその視点は違うんじゃないか・・・ひよっこながら反発心を抱いていたことを思い出します。

 

その反発心の根拠は、前職時代の「仕事で出た結果は全て『自分が原因である』と考えろ」という上司からの指導です。

 

どういうことか?

例えば、結果が悪い時に「景気が悪いから」とか、「周りの結果が出ている人より自分の仕事の方が難易度が高いから」ということを原因であると分析したとすると、例えそれが100%事実であったとしてもその後の成長は見込めません。

しっかりと『自分が原因である』と捉え、成功・失敗の根拠を持ち、次に活かす必要があるということです。

この例で言えば、不況や仕事の難易度について前もって予測をし、その上で結果を出すための行動が出来ていなかった自分が原因という風に捉えて、以降何が出来るかを考えるべきであるということです。

 

話を戻しますと、

利用者のPさんが頑張れなかったからというのも結果が出なかった一因かもしれません。

しかし、それで終わらせては次の支援にその失敗が活かされることはないでしょう!

ありていに言えば「進歩がない」ということです!

 

支援者として我々は、利用者さんと共に成長していかなければなりません。

私は、仕事で出た結果はどんなものでも全て『自分が原因である』と真摯に捉え、成長につなげていく事を日々自分に課しております。

支援の結果は利用者さんのせいではありません!我々支援者の責任です!

 

 

再現性を意識しないところ

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この「再現性」を仕事において私は最も重視しているといっても過言ではありません。

ここで言う「再現性」とは、手順書等を見て、誰でもすぐに同じことが再現出来る仕事のことを言います。

極端に言うと、全くの赤の他人が労せず同じことが出来る仕事のことを「再現性」のある仕事と筆者は考えています。

 

なぜ再現性が重要か?ですが、

例を挙げて説明しますと・・・

A事業所のB精神保健福祉士(♂)はP利用者(♂)の要求することは何でも支援していました。周りから「やりすぎ支援」だと言われてもお構いなくとにかく支援をし、PさんはBをとても信頼していました。

しかしある時、Bは家庭の事情で仕事を辞め、代わりにC精神保健福祉士(♀)が後任となりました。CはPさんと性別が違うということもあり、Bさんのように何でも支援することは到底出来ませんでした。Pさんは「Bさんはやってくれたのに」と常に不満げであり、ついにはCさんの支援を拒否するようになりました。

 

これはあくまで例ですが、けっこう似たような事例はあると思います。

解説しますと、B精神保健福祉士はPさんにとって最高の支援者でしたが、A事業所の従業員としては失格です。

自身の仕事によって結果的に負債を残したからです。

 

なぜこんなことが起こったのか?

お察しの通り「再現性」のない仕事をBがしたからです。いわゆる功罪ですね・・・

 

しかしながら、精神保健福祉を始めとする福祉業界では、このような「再現性」のない仕事、いわゆる「やりすぎ支援」がともすれば認められているような風潮があります。

一般企業ではこのようなことは一切評価されません!

「再現性」のないものは時間の浪費であると捉えられるからです!

 

時には再現性のない、強烈な支援が必要なこともあります。

しかしながら、利用者さんの人生をずっと担当できる支援者なんて一握りです!

そういう意味では、自分ではない誰かに引き継ぐことの出来る、誰でも出来る「再現性」のある支援をしなければならないのではないでしょうか?

 

一般企業よりもむしろ福祉業界の方が重要な要素なのではないかと最近は思いますし、是非この考えを広めていきたいと強く考えております!

 

まとめ 

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以上、当記事では「ここが変だよ精神保健福祉士!」と題して、

一般企業から精神保健福祉士へと転職した筆者が感じる、他業種と比較した精神保健福祉士のいい意味でも悪い意味でも変わっているなと思った点について、

  1. 目標をあまり計数化しないところ
  2. 良くも悪くも結果を利用者さんが原因とし、仕事の検証をしないところ
  3. 再現性を意識しないところ

以上の3点をご紹介させて頂きました。

 

所々思いが強く、不快に思われる方もいらっしゃったかもしれません。

しかし、「異物が入ることで群れは進化するする」と私は信じていますし、

異なる意見もたくさん聞いてみたいです!

今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

では!

 

 

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私が臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選んだ『4つの理由』【徹底比較】

 この記事の内容をざっくりと

 

 

 

臨床心理士精神保健福祉士で迷っているあなたに!

 

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私はまだまだ当時珍しかった心理学科を10年以上前に卒業しております。

 

 たまに当時の学科の友人と会うことがあると、

「何で精神保健福祉士(PSW)になったの?」や、

酷いものだと「精神保健福祉士(PSW)ってなに?」と質問されます。

 

今では当たり前となり、多くの心理学部や社会福祉学部で資格取得に向けたカリキュラムかが組まれている精神保健福祉士ですが、

私が学業に励んでいた当時はカリキュラムがないのはもちろんのこと、心理学科は大学院に進み臨床心理士になるか、普通に就職するかの2択しかないような、そんな風潮でした。

 なので、精神保健福祉士の存在を知らない人の方が多かったのだろうと思います。

かくいう私もそうでした。

 

そして、一般企業の営業職を辞めて専門職に転職しようと考えた時も、自然と最初に脳裏に浮かんだのは臨床心理士でした。

 

しかしながら私は精神保健福祉士になりました。

それはなぜか? 

 

当記事では、

「私が臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選んだ4つの理由」についてご紹介していきたいと思います。

 

私が臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選んだ『4つの理由』

 

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 前提として、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

 

臨床心理士

 

一言で言うといわゆるカウンセラーです。ただ、カウンセリングだけでなく患者さんに対する治療・支援方針の根拠ともなる心理検査の実施や、研究を行うことも業務のひとつとされています。

大学院を終了し、試験をパスしなければ取得できません。

また、定期的な更新が義務付けられている点も特徴です。

(※現在、公認心理師という条件付で大学院を経なくても取得でき、原則的に更新の必要がない心理系の国家資格が設立されていますが、臨床心理士資格を所有、もしくは取得用件を満たしている方でなければ医療機関福祉施設で心理職として採用されていないのが現状です)

 

精神保健福祉士

 

精神障害者の人に対する支援をする職種です。臨床心理士と異なる点は健常者はあまり対象とならず、精神障害者の方を主な対象とすること。また、相談のみでなく援助を行い、加えて社会復帰等への調整業務も担うことも役割であると個人的に捕らえております。

また、精神保健福祉士は国家資格であり更新の必要がないこと。さらに大卒者であるなら1年間の養成校への通学で国家試験が受験できることが特徴として挙げられます。

 

では、

これらを踏まえ、「私が臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選んだ4つの理由」について、

  1. 求人数が多い
  2. 資格取得に要する「学費と時間」
  3. 自身の経験・強みをより活かせるから
  4. その後のキャリアがより開かれているから

 これらを順にご紹介していきます。

 

①求人数が多い

 

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 読んで字の如くですが、

当時私が住んでいた都道府県や近隣の都道府県で調査をすると、

精神保健福祉士の求人のほうが、臨床心理士の求人より約3倍ぐらい多かったのです!

 

いくら資格を取得してもそれを活かす先がなければ宝の持ち腐れ。

これは精神保健福祉士を選ぶ上でかなり大きな理由となりました。

 

②資格取得に要する「学費と時間」 

 

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学費

精神保健福祉士:約30万円(通常は約100万円)

臨床心理士:約140万~約200万円

 

精神保健福祉士のこの40万という学費は、4年制大学を経て夜間1年コースの専門学校に入り、かつ、『専門実践教育訓練給付金』の補助を受けた場合の金額です。

受けなければ約100万程の学費となります。

 

さて、この『専門実践教育訓練給付金』をざっくりと説明すると、

4年制大学を卒業し社会人として何年か働き、そこから精神保健福祉士の資格を取る方には学費の最大70パーセントが返ってくるという制度です。

 

私は学費が約100万円で、当時は学費の最大6割の支給であったため60万円も返ってきました!

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077164.html

詳しくはこの厚労省のサイトを参照するか、入学を考えている専門学校に聞いてみると説明を受けることが出来ます。

 

臨床心理士の学費については、平均は200万ぐらいだと認識して頂いて結構かと思います。

あくまで私の調べた範囲ですが、1番安いところで140万ぐらい(極めて少数)、高いところで220万ぐらいという印象です。

 

時間

精神保健福祉士:1年(夜間コース) 

臨床心理士:2年(資格試験までは2年半)

 

臨床心理士は大学院修了が条件であり、さらに資格試験受験までさらに約半年あります。

また、授業のコマ数もみっちり詰まっており、研究・論文の作成にも時間を取られるため学校によっては「アルバイトは出来ない」と言いきるところもあるぐらいです。

一方精神保健福祉士では、大卒であると1年間専門学校に通い、試験にパスするだけで資格が取得出来ます。

また、私が通っていた学校では1日の授業コマ数が平日は18時から2コマ、土曜日はお昼から4コマとなっており、学校も福祉施設でのアルバイトを推奨していました。

私は平日学校で紹介を受けた施設でアルバイトをしながら通学していましたので、実践・座学ともに学べおまけに稼げるという充実した日々を過ごせていました。

参考までに高卒でも4年制大学でカリキュラムを終了し、試験をパス出来れば在学中に精神保健福祉士を取得することが出来ます。

 

以上、

学費と時間を比較しご紹介させて頂きましたが、

当時の私には、どちらかというと時間の差が精神保健福祉士を選ぶとても大きな理由となりました。

 

早く資格を取得して働きたいという気持ちが強かったですし、在学しながら現場に出て勉強をし、ついでに向き不向きの判断もしたいと考えていたため、

「夜間1年」という時間設定ががっちりとハマったからです。

 

③自身の経験・強みをより活かせるから

 

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転職をする上で、「やりたいこと・なりたい職業に求められる資質と自分の経験・強みが合致しているのか?」を考慮することが非常に重要であると考えます。

なぜなら、基本的に中途採用は「即戦力」が求められるため、ただ「なりたい!」という気概だけでは評価されないからです。

以下、私がどのように考え精神保健福祉士を選んだかについて説明していきます。

 
臨床心理士に求められる資質

あくまで私の私見ですが、最も大きいのは「感情の揺れをしっかり抑えて、何事にも冷静に対応する能力」なのではないかなと考えています。

加えてたくさんのことにどんどん取り組んでいくというよりも、どちらかというと「黙々と1つのことに取り組める能力」も重要であり、精神療法を行う上での1つの「ユニット」としてその役割に徹することが求められます。

 

精神保健福祉士に求められる資質

これも私見ですが、相談業務で求められる専門性もさることながら、退院支援から社会復帰にかけた調整業務で「様々な職種の方と円滑に連携をするコミュニケーション能力やバランス感覚」が非常に重要であると考えます。また、利用者さんの生活面の支援においては、ある意味1つの「ユニット」を超えるような積極性・行動力も時には必要となります。

 

私の経験・強み

 

経験

私は約10年間、営業マンとして様々な得意先に対して自社の無形商材の利点を提案し、 販売してきました。また独力のみではなく、様々な職種の方とコミュニケーションを取り、協力し合いながら難しい課題をクリアしてきました。

 

強み

 とにかくコミュニケーション能力が鍛えられ、元々照れ屋でしたが、今は全くそんなことはありません。また、提案力・プレゼンテーション能力には自身があり、行動力、尻込みしない積極性にも自信があります。

 

以上

を踏まえ、「やりたいこと・なりたい職業に求められる資質と自分の経験・強みが合致しているのか?」を考えますと、私には明らかに精神保健福祉士の方があっていることに気がつき、その選択をしました!

 

なお、「自身の専門性を発揮し、精神障害で困っている方の役に立ちたい」 ということが私のやりたいことでしたので、どちらになってもその思いは果たされます。

はっきりと選択が出来たのはこれも要因にあるのかもしれません。

 

④その後のキャリアがより開かれているから

 

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これは一般企業から転職した私ならではの視点ではないかと考えます。

 

仮に、「自分にはこの仕事は合っていない」と思った際に、また一般企業に戻れるかどうかや、異なる専門職に転職出来るかどうかという要素が私にとっては非常に重要でした。

この観点から考えますと、

 

臨床心理士

専門職の中でも専門性がかなり高く、例えば一般企業に転職しようと面接に行ったとして、先方が求めるマルチな能力や、自社に当てはめてこの人はどの程度の活躍が出来るかという能力が計りにくいものと考えます。よっぽどでなければ不採用となるでしょう。

 

精神保健福祉士

なんだそれ?どんな仕事?という最大の関門さえ突破しさえすれば、仕事内容、主に調整業務は一般企業にも当てはめやすいもので、先方がこの人はどのぐらい自社で活躍するのか?という判断も付けやすいものと思います。企業の要求水準を超えれば採用となるでしょう。

 

 

のように、非常に不確かではありますが、

私の経験と照らし合わせ、その後のキャリアがより開かれているの精神保健福祉士であると判断し、そちらを選択いたしました。

 

【まとめ】私が臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選んだ4つの理由

 

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  1. 求人数が多い
  2. 資格取得に要する「学費と時間」
  3. 自身の経験・強みをより活かせるから
  4. その後のキャリアがより開かれているから

以上の4つの理由に基づいて私は臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選びました。

 

ただ、どちらを選ぶかについては詰まるところ皆様次第だと思っています。

とは言え、少しでもこのような葛藤に苦しまれている方のお役に立てるよう記事を作成いたしました!

 

では! 

 

普通の人間がただ生きていても、責められない社会であってほしい

 

 

髭男爵」山田ルイ53世さん

タイトルは私の大好きな言葉で、お笑いコンビ髭男爵」の山田ルイ53世さんの言葉です。

 

山田ルイ53世さんは、「ルネッサンス」の印象が強く底なしに陽気なイメージですが、過去に6年間家に引きこもっていた経験があるそうです。

 

詳しく説明を致しますと、53世は中学生時代有名な進学校に通われており、周囲の期待に応えるために「優等生でいなければならない」という思いこみがあまりに強くなってしまった結果、夏休み明けのある日突然学校に行けなくなったそうです。

先述のようにそれから6年間、引きこもり生活を送られた経験をお持ちで、この経験から、

「普通の人間がただ生きていても、責められない社会であってほしいと思います。我々にはキラキラして生きる義務などないと思うのです」

という印象深いお言葉を残されています。

 

私は精神保健福祉士として精神障害者の支援を生業としておりますが、日々業務に難しさを感じております。

それもそのはず。

今は「普通の人間がただ生きること」でさえ難しい、そんな時代になってきているからです。

 

普通の人間でもただ生きることが難しい社会

皆様この言葉を聞いて、どう感じるでしょうか?

私は前職の大企業での営業マン時代を思い出します。

 

当時、私は日々結果を出すために朝は6時半~深夜の1時まで、ろくな休みもなく働いていました。

そのぐらい働くのが普通であると考え、ずっと張り詰めた状態で、今となっては色々な意味でぎりぎりな生活を送っていたなと感じます。

 

なぜこのような日々を送っていたかというと、

競争の激しい世界では、『出来る/出来ないの二元論』だけで人の価値が語られるからです。

つまり、一度「出来ない人間」のレッテルを貼られてしまうと、出来ない人間でしかなくなり、例えその他にいいところがあってもそれは全く評価の対象になりません。

極端ですが、本当にこんな環境なのです。

普通では許されないのです。

「出来る人間」でなければ許されないのです。

 

周囲でこれにより潰れていった人間をたくさん見てきました。

が、自身もぎりぎりの状況で、それを助けられるような力はありませんでした。

 

そして、こんな馬鹿げた環境が、あらゆる業界で過剰な競争が繰り広げられる現在は、より広がってきているように感じます。

普通の人間でもただ生きていくことが難しい社会になってきているのです。

 

仕事を出来るか出来ないかの二元だけで人間の価値が語られる。

もちろん仕事が出来るに越したことはないのですが、これだけで人の価値が量られるのならば異常としか言いようがありません。

 

 繰り返しとなりますが、競争の激しい業界では事実、これだけで人の価値が決まることが珍しくないのです。

普通ではダメなのです。

 

普通の人間がただ生きていても、責められない社会を創っていくには?

あくまで私見ですが、

みんながもっと自分に正直になることが重要であると考えます

 

家族が起きる前から働いて、家族が完全に寝静まってから帰宅する・・・

そんなに働いてもその先に幸せはあるのでしょうか?

 

家族と一緒に出勤し、家族と食卓を囲み一緒に就寝する・・・

この方が仮に給料半分でも幸せだとは思いませんか?

 

現に私はこう変わりましたが間違いなく今のほうが幸せです。

 

出来る/出来ないは確かに大事です!

対象に迷惑をかける仕事なんてもってのほかですし、ここのクオリティを下げては本末転倒です!

 

しかし、それはそんなに身を削ってまでやらなければ出来ないことでしょうか?

過剰にやりすぎているのではないでしょうか?

 

競争に勝つのも大事ですが、それ以外にもっと大切なことがあるのではないでしょうか?

自分を犠牲にしてまでそんなに豊かにならなければいけないのでしょうか?

そうまでして「出来る人間」にならなければいけないのでしょうか?

 

皆様、もっと自分に正直になって自分と向き合って下さい。

もっとスローダウンして生きていきましょう。

 

 

普通の人間でもただ生きることが難しい社会なんて明らかにどうかしています!

 

この社会に、自分の生活に疑問を抱き、自分に素直になる。

ここから始めていきましょう!

 

以上、まとまりのない記事でした。

 

 

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優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンの3つの共通点!

・一般企業から精神保健福祉士への転職を考えている方

精神保健福祉士から他業種への転職を考えている方

精神保健福祉士を目指している方

・更なるスキルアップを目指す精神保健福祉士の方

 

是非当記事をご覧下さい!

 

 

優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンは本質的に同じである

 

https://lock2059.hatenablog.com/entry/2019/10/31/225303

こちらの記事にも書きましたように、

私は一般の会社の営業職を辞めて精神保健福祉士へと転職しました。

 

企業にはない精神保健福祉士『ならでは』のやりがいを日々感じながら、かつ無理なく働けており、とても幸せな毎日を送っています。

 

さて、ここからが本題です。

一般企業の営業職と精神保健福祉士、業務内容は全く異なりますが、

両者を経験した私は、

優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンは本質的に同じである

と、こう確信しております。

 

ずばり両者の共通点は、

1.ストレングス視点に優れていること

2.手段が目的にならない

3.『プラスワン』の仕事を常に出来ること

 

この3点です!

ここから順に解説していきます

 

優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンの共通点

 

ストレングス視点に優れていること

精神保健福祉士としてストレングス視点が重要なのは言うまでもないでしょう。

 

ストレングス視点で利用者さんを見ることにより支援の可能性は広がり、利用者さんの望む生き方を支えることができる、つまりエンパワメントに繋がります。

 

そして、ストレングスを見つける能力は人によって差があり、より多くのストレングスを見つけられる方が利用者さんに多くの可能性を示すことが出来ますので、

ストレングス視点に優れている方が優秀な精神保健福祉士と言えるのではないかと思います。

 

では、営業マンのストレングス視点とは何なのでしょうか?

 

そのままなのですが、

『顧客のいいところを見つける能力』です。

 

なぜいいところを見つける能力が必要なのか?それは顧客に、商品のいいところに対する『聞く耳』を持って頂くためです。

 

詳しく説明致しますと、

営業として顧客に何かを購入して欲しい際、

いきなり商品の話をしたところで中々成功しません。そもそもの『聞く耳』がないからです。

そのため、まずは相手に自分を好きになってもらうことにより、聞く耳を持ってもらうことが重要です。

 

どうするか?

ずばり「相手のいいところ」を探し、ここを話題にすることが多いです。

『時計変わりましたね』

『いい声ですね』

『最近お痩せになりましたね』

何でもいいのです。

なぜなら、相手のいいところは相手がこだわっているところであることが多いからです。

ですので、相手のいいところをたくさん見つけて話題にすることで話が弾み、自分と顧客の距離が縮まり、その結果『聞く耳』を持ってもらえる可能性が高まり、よく売れます。

 

以上のことより、優秀な精神保健福祉士、よく売れる営業マン共にストレングス視点に優れていることがお分かり頂けたかと思います。

 

 
手段が目的とならないこと

例えば、

・支援内容にこだわりすぎて中々前に進まなかったり

・支援者同士の支援方針が合わないことでチームが同じ方向を向けなかったり

・あまつさえ支援者同士が自分の立場を重視しすぎるが故に喧嘩してしまったり

 

結果的に一貫性のない中途半端な支援となってしまい利用者さんが不利益を被るという場面を見ることがあります。

 

まさしく本末転倒で、誰のために仕事をやっているのかと問いたくなります。

 

しかしながらこういうこと、実はしょっちゅうあってその原因の多くは、

『手段が目的となっていること』です。

 

どういうことかと言いますと、

我々の仕事の「目的」は利用者さんに幸せに生活をして頂くことであるはずです。

そのための「手段」が支援であって、言い方は悪いですが支援内容なんてたかだか「手段」に過ぎないと言うわけです。

 

その「手段」が「目的」になっているが故にうまく前に進まないのです。

 

・形式にこだわりすぎて融通がきかない

・あーでもないこーでもないと支援が全然前に進まない

・自分や組織の立場を守るために利用者そっちのけで支援者間で言い争いをする

 

「手段」が「目的」になっている典型的な例で、「支援をする」ことが目的になってしまっているのです。

 

繰り返しとなりますが、あくまでも我々の目的は利用者さんに幸せに生活してもらうことです。

 

私の知る優秀な精神保健福祉士はここが明確になっており、本当の意味での利用者さんファーストの支援をしています。

こだわりすぎずに、スピード、質のバランスのよいとてもシンプルで小気味いい仕事をされています。

私の目標です。

 

 

そして営業マンにおいても同じことが言えます。

 

よく売れる営業マンはよく売ることを目的とし、その手段にこだわりすぎたり時間をかけ過ぎたりすることはありません。

例えば、手段となるプロモーション方法にこだわりすぎることなく、とにかく会社が推進する宣伝方法や商材を用い、数多くの得意先に営業を行い売上を上げていきます。非常にシンプルなのです。

 

逆に、売れない営業マンはプロモーション方法にこだわりすぎて肝心な得意先への訪問が少なかったり、報告書を溜めていることによって重要である月末に現場に出れなかったりと、結果売上を伸ばすことが出来ません。

まさしく手段が目的となり、本当の目的を見失っているのです。

 

 

以上のことより、優秀な精神保健福祉士、よく売れる営業マンともに手段が目的とならず、本当の目的を見据えてシンプルに仕事をこなしているということが言えますね。

 

 
『プラスワン』の仕事を常に出来ること

これは精神保健福祉士や営業マンのみならず、どの仕事にでも言えることです。

そして、筆者が働く上で最も重視していることでもあります。

 

『プラスワン』とは、相手の期待を少し超えることを言い、とても重要であると考えています

 

なぜ『プラスワン』が重要か?

それは対象との信頼関係の構築に繋がるからです。

 

マイナス1でも自身の仕事が相手の期待を下回ると、信頼関係が損なわれるてしまいます。

そして、プラス10とか100でもダメです。

『プラスワン』じゃないといけません。

 

それはなぜか?

相手の要求を超えすぎると、相手が恐縮してしまい、純粋な信頼関係の構築とはならないからです。

 

相手の期待を少し上回り、嫌らしくない程度に「おっ」と思わせることが重要なのです

 

例えば、

私が優秀であると感じる精神保健福祉士は利用者さんから自分の飲んでる薬のことを知りたいと依頼されたとしたら、その薬はもちろんのこと、同じ薬効種の他の薬のことも調べておき、必要であれば説明をします。

 

よく売れる営業マンは、接待の際、対象のニーズを調べ好みの店を選ぶのはもちろんのこと、二次会の店の目星を付けていたり、〆のラーメン屋を何軒かリストアップしていたりと工夫をしています。

 

これぞプラスワンです。

 

そして、私が見るに、精神保健福祉士でも営業マンでも優れている人は「常に」これが出来ています。

 

『プラスワン』は対人業務の基本であり究極の応用とも言えるものと考えており、これが出来る人は間違いなく対象とあつい信頼関係で結ばれています。

 

 

以上、

 

 

優秀な精神保健福祉士とよく売れる営業マンは本質的に同じであことを

 

1.ストレングス視点に優れていること

2.手段が目的にならない

3.『プラスワン』の仕事を常に出来ること

 

この3つの共通点からご紹介させて頂きました!

つまるところ優秀な人材はどんな業種でも輝くということでしょうか?

私もどこででも通用する人間になりたいです!

 

では!

 

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一般企業・会社にはない精神保健福祉士『ならでは』のやりがい・魅力について

この記事をざっくりと

 

 

 

精神保健福祉士はいい仕事です!

  

 

 

上の記事で「精神保健福祉士を辞めたい人が多い理由」についてご紹介致しましたが、

ぶっちゃけ私からすると精神保健福祉士(PSW)はめちゃくちゃいい仕事です!

精神保健福祉士(PSW)ならではのやりがい・魅力があります!

 

当記事ではその理由を一般企業と比較しながら記しますので、

 

精神保健福祉士を辞めようかなと思っている人

精神保健福祉士の資格を取ろうと考えている人

・福祉系の学生さんで一般企業か福祉職かで悩んでいる人

 

このような方に是非読んで頂きたいです!

それではいきます!

 

よく言われる精神保健福祉士のやりがい・魅力について

 

f:id:lock2059:20191126193336j:plain

 

文字通りよく言われるやつです。専門学校の誘い文句になってるような、あれです。

こちらについてまずご紹介し、内容を踏まえた上で企業・会社と比較したリアルな良さをお話しますので参考までに目を通して下さい!

 

社会的意義の大きさ

 

精神保健福祉士が扱う精神障がいという問題は近年非常にに大きくなってきていますが、まだまだ世間からの偏見が大きく、ここを解決していくのは一筋縄ではないでしょう。

また、障がいをもつ本人やその家族は、生活、経済的、学業や就労、そして将来の問題など、さまざまな不安や悩みを抱えており、助けを必要としています。

精神保健福祉士は、専門知識を駆使して、こうした困難な状況に直面している人の支えになることが出来、この業務には非常に大きな社会的意義があり、やりがいがあります。

 

活躍の場が幅広い

 

精神病院や一般病院をはじめ、福祉施設や行政施設、高齢者施設、司法施設等数多くの選択肢があります。

さらに、小学校や中学校等に勤めるスクールソーシャルワーカー

一般企業に勤め、障がいをもたない人のメンタルヘルスケアを手掛ける企業ソーシャルワーカー増えつつあります。

このように活躍できるフィールドが幅広く、かつ小さな子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方の役にたつことが可能です。

そして、施設基準で常駐が義務付けられている施設もあり、就職先が多いことも魅力です。

 

たくさんの人の人生に触れることが出来る

 

精神保健福祉士は精神障がいを抱える当事者やそのご家族を支援することが主な仕事ですが、その相談内容は、生活から仕事から金銭問題・・・その他諸々数え切れないぐらい多岐にわたります。

解決に向けて支援を重ねていく中で、いいことも悪いことも含め、それぞれの人生に触れることになるでしょう。

人によって歩んできた人生はさまざまですので、学ぶことは多いはずです。

 

以上、

 確かに仰るとおりです!

 

が、社会的意義が低い仕事なんてそもそもビジネスとして成り立たないです。

ともすれば世間から白い目で見られることの多い「水商売」だって社会的なニーズがあるから成り立っていますので社会的意義があります。

 

つまり、社会的意義があることはやりがいにはなるものの、精神保健福祉士ならでは魅力ではありません。

 

また、活躍の場が広いことについて、

これは一部事実ではありますが、全くもってその通りとは言えません。

・スクールソーシャルワーカー:そんなに普及してます?いても非常勤かと・・・

・企業ソーシャルワーカー:会ったことありません。多くの企業は定年間近のおじさんが産業カウンセラー資格を取って対応しているような・・・

・司法施設:社会復帰調整官のことかな?確かにいるけど経験も必要で狭き門です。

・行政機関:いるけど保健師でも代用きくし、そもそも母数が少ない。

 

あくまで筆者の意見ですが、そこまで活躍の場が広いとは言えない現状かと思います。

 

そして、たくさんの人の人生に触れることが出来る

ですが、確かにそうなんですけど、保険の営業だって証券会社だってファイナンシャルプランナーだって同じく長く顧客の人生に寄り添う仕事ですので、精神保健福祉士ならではの良さや魅力としては少し弱いかなと思います。

 

さて、ここからが本番です。

 

精神保健福祉士『ならでは』のやりがい・魅力

 

f:id:lock2059:20191130122018j:plain

 

これまでの私の経験から考える『ならでは』のやりがい・魅力は、ずばり、

精神保健福祉士にしか分からない利用者の成長を感じられること

・支援をしながら、「自分の弱さ」にも触れられること

・おかしいことにはおかしいと言えること

です!

 

順に説明をすると、

 

精神保健福祉士にしか分からない利用者の成長を感じられること

 

f:id:lock2059:20191127131456j:plain

 

周りから客観的に見て、到底分からない変化でも、日々支援をしている我々精神保健福祉士はその成長を感じることができます。

以前企業で働いていた時は後輩に対して「客観的に見て分かる結果を出す」ことを指導していましたが、今のほうが断然幸せです。

なぜなら、周りの人には分からない変化に気づくことが出来、それを利用者さんと共有し、喜びを分かち合えるからです

毎日毎日、大きくはないながらも喜びを感じられることにやりがい・魅力を私は感じます!

これは精神保健福祉士というより、支援者ならではのやりがい・魅力といった方が適切かもしれませんね。

 

 支援をしながら、「自分の弱さ」にも触れられること

 

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面談をし、助言をする場面が皆様もあると思います。

この助言について、ある時ふと考えて気づいたのですが、「自分も出来ていないこと」をよく言っている傾向にありました(私だけでしょうか? byだいたひかる

 

「またお金を使いすぎて!計画的に使いましょう!」

「太りすぎ!もっと考えて食べましょう!」

「規則正しく生活しましょう!」

 

等どうしても支援者は助言する立場となり、

ともすれば自分のことは棚に上げがちです。

かくいう私もそうでした。

 

でも、自分も出来ていないことを言っていることに気づいてからは、

「僕も出来てないから、一緒にがんばっていきましょう!」

こう言えるようになりました!

それから自分の支援にのってきてくれる利用者さんが増えましたし、自分も少しは成長できた気がします。

精神保健福祉士となり、「自分の弱さ」に触れることができました。

 

おかしいことにはおかしいと言えること

 

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以前企業でサラリーマンをしていた時は、隣の課で明らかなパワハラがあって傷ついている人がいても、立場上おおっぴらに異議を唱えることは出来ませんでした。

当時、毎日を悶々とした気持ちで過ごしていたことを思い出します。

 

しかし、今は支援者という立場です。

利用者のためには関係各所に唾を吐くことも厭いません!

おかしいことにはおかしいと言える。

正しいことを正しいと言える。

当たり前ですが中々出来ないことです!

 

これが出来る今の立場は非常に健全であり、これは精神保健福祉士にしかない魅力であると考え、日々やりがいを私は感じています!

(※唾は吐かないにこしたことはない)

 

まとめ

 

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私が考える精神保健福祉士『ならでは』のやりがい・魅力は、

精神保健福祉士にしか分からない利用者の成長を感じられること

・支援をしながら、「自分の弱さ」にも触れられること

・おかしいことにはおかしいと言えること

です!

 

精神保健福祉士には精神保健福祉士ならではのやりがい・魅力があります!

 

皆様!精神保健福祉士はいい仕事です!!

 

今の職場に不満を感じているなら思い切って転職してしまいましょう!

 

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精神保健福祉士(PSW)を辞めたい人が多い4つの理由

この記事の内容をざっくりと

 

  

神保健福祉士を辞めたい人が多くいます・・・

 

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このような方がけっこういらっしゃいますよね。

資格取得のために実習を含めた必要な課程の修了、及び合格率約6割の国家試験をクリアする必要がありますので、そこそこの努力が必要な職種です。

 

それにも関わらず「精神保健福祉士を辞めたい!」という方はかなり存在します。

現に私の周りにもたくさんいます。

 

 

なぜ辞めたくなるのか?その4つの理由

 

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 私は主に4点理由があると考えていて、

 

  1. 精神保健福祉士の立場が弱く、人間関係が辛いから
  2. 専門的な業務以外の雑用が多いから
  3. 薄給であるから
  4. そもそも精神保健福祉士にクセの強い人間が多いから

 

これらなが原因なのではないかと考えます。

順を追って解説していきます。

 

 

精神保健福祉士の立場が弱く、人間関係が辛いから

 

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特に病院勤務の場合、医師や看護師と比較し立場が弱いことが多いと聞きます。

 

決定権をどうしても医療側が握りやすいということが背景にあるのではないでしょうか。

 

これにより理不尽な扱いを受けたり、横柄な対応をされたりで嫌気が差すことがあるのでしょう。

実際に、筆者もそのように感じることが多々あります。

 

どうしても患者さんに直接処置をする職種の方が立場が強く、見えないヒエラルキが出来てしまい、それにより苦労を強いられるのです。

 

 

②専門的な業務以外の雑用が多いから

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筆者の個人的な話で言えば、公用車の整備、院内の清掃、多業種飲み会の幹事、病院のイベントで炎天下の中1日外にいなければならなかったり、猛暑の中地域の清掃に参加したり、事務員に八つ当たりされたり・・・

 

最後はともかく、とにかく専門業務以外の雑用が多く、強い動機をもって精神保健福祉士になられた方は嫌だと感じられる方もおられると思います。

 

もちろん雑用も仕事の内なのですが、度が過ぎると流石に堪えますよね・・・

 

 

③薄給であるから

 

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読んで字の如くです。一般企業と比較しかなり少ないです。

 

もうちょっと貰えてもいいものと思いますが・・・

何でこんなに安いのでしょうか?

 

処遇改善のために精神保健福祉士の肩書きを持つ議員をまず誕生させましょう!

 

 

④そもそも精神保健福祉士にクセの強い人間が多いから

 

 

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これが大きいのではないでしょうか?

 

筆者の周りでも、先輩や同僚のPSWが最悪で・・・

という理由で辞めていくことが明らかに多いです!

 

業界のタブーに触れてしまう気がするのですが、特に『大御所』と呼ばれている方のクセが強すぎる気がします。

 

筆者も資格取得の際の実習先の担当者が大御所と言われている方でしたが、まぁとにかくクセが強くて、前に実習に来た学生が体調を崩してリタイアしたという、いわくつきの方でした。

 

『専門職の価値』とか諸々の小難しい講釈は達者でしたが、まぁとにかくクセが強い!

質問をしても答えが返ってくることはなく、質問を質問で返され続けて絶句する毎日でした・・・

 

果たしてこんな人が、実習生が体調を崩しリタイアとなるような指導をする人が利用者を幸せに出来るのでしょうか?

 

否!利用者の評判は軒並み最低・・・

実際は理屈っぽい協会でのさばっているだけなのでしょう。

 

しかし、こんな人が幅を利かせている職場が実際にありますので、今苦しんでいる方はなるべく相手にしないようにして下さい・・・

そしてこれから就活をされる学生さんはよく見極めて就職をして欲しいと思います。

 

※職場の人間関係の悪さにどうしても耐えられないなら、他の福祉施設医療機関への転職を考えてみましょう!

 

 

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職場を上手く辞める自信がいまいち持てない方には↓↓↓の記事をおすすめ致します!

 

また、福祉業界でなく他業種にチャレンジしたいという方は↓↓↓の記事を是非ご参照下さい!

 

 

 まとめ

 

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当記事では、

精神保健福祉士PSW)を辞めたい人が多い理由』

について

 

  1. 精神保健福祉士の立場が弱く、人間関係が辛いから
  2. 専門的な業務以外の雑用が多いから
  3. 薄給であるから
  4. そもそも精神保健福祉士にクセの強い人間が多いから

 

以上の4点を私見を交えてご紹介させて頂きました。

 

個人的にはやはり精神保健福祉士のクセの強さが大きな要因となっていると考えますので、これから多くの若者に精神保健福祉士を志し、実際に精神保健福祉士になって頂けるように、そして末長くこの仕事を続けて頂けるよう、

「若い人に憧れられるようなかっこよさ」「とっつきやすさ」を兼ね備えた、そんな精神保健福祉士になれるよう精進していきたいと思います

 

では!

 

福祉・心理系の学生必見!迷ったら始めは一般企業に就職しよう!【就活】

福祉・心理系の学生さん!道は1つじゃありません!

 

筆者が学生のころはそれ程ありませんでしたが、

現在は精神保健福祉士社会福祉士臨床心理士(※)といった資格の取れる学部を設ける大学が増えてきています。

 

学部としては、

入学した学生は授業で福祉のいろはを学び、現場での実習を経た上で資格を取得。

はれて病院や福祉事業所への就職を果たし長く現場で活躍をする・・・

このような青写真を描いているでしょう。

 

しかし、それが全てではありません!

 

現に筆者も、当時はほぼ皆無に等しかった心理学部卒ですが、大学院に進むお金がなかったため経済学部や商学部や法学部のライバル達と同じように普通に就職活動をこなし、何でか一部上場企業5社から内定を頂きました。

もうかなり前の話にはなりますがwww

 

つまり、福祉・心理系を始めどのような学部でも一般企業への就職は十分可能であり、選択肢の1つとなります。

 

そして、福祉か一般企業かのどちらかで迷っているならば・・・

始めは一般企業に就職することをお勧め致します。

 

それはなぜか?

端的に申し上げますと、

その方が成長が大きく、後々福祉業界で働くとしてもその経験が必ず役に立ものと考えるからです。

 この詳細については、次の項から説明をしていきますので、気になる方は是非お目通し下さい。

 

福祉・心理系学部なのになぜ一般企業に就職?

ここでいう一般企業とは営利企業、利益を追求する株式会社のような組織をイメージして下さい。

 

では、福祉・心理系の学部なのになぜ始めは一般企業に就職したほうがいいのか?

ですが、先程も申し上げましたように、

その方が成長が大きいからです!

経験上ここは断言出来ます!

 

そして、仕事に『必要とされる基本スキル』はどの業界でも同じであり

後々福祉業界で働くとしてもその経験をダイレクトに活かすことが出来ます。

 

さて、肝心な話にいきましょう!

 

なぜ一般企業の方が成長が大きいのか?ですが、理由は以下の3つです!

・ノルマが厳しく常に自分の閾値を越える必要があるから

・常に結果と向き合う必要があるから

・たくさん遊べるから

 

順に解説をしていきます。

 

ノルマが厳しく常に自分の閾値を超える必要があるから

あくまで私見ですが、人間は現在の「自分の閾値」を超えなければ成長出来ないと考えています。自分の引き出しの中だけで仕事をしていても今あるレパートリーだけで仕事をこなすこととなり成長は見込めません

 

その点、営利組織のノルマは非常に厳しく、自分の引き出しだけでは中々結果を出すことが出来ないため、否が応でもコンピテンシー(有能さ)』を発揮せざるをえません。

つまり、試行錯誤しなければ業務を完結出来ないのです。

自分で考えたり、本で勉強したり、先輩から学んだり・・・手段は様々です。

とにかく結果を出すために常に閾値を越え続ける・・・

この点でコンピテンシーが磨かれ、間違いなく成長が期待できます。

 

常に結果と向き合う必要があるから

まずお断りをしておきますが決して福祉業界が結果と向き合わないと言っている訳ではありません。

 

ですが、

「あなたの売り上げは〇〇〇万円です。目標には程遠いです」

「あなたが得意先を怒らせたせいで、〇〇〇万円の損失です」

究極は、

「このノルマが出来なければ人じゃない!」

といった追求・プレッシャーを受けることはさすがにないと思います。

 

これがいいとか、そういうことを言うわけではありません。

むしろ最後の追及はパワハラ以外の何物でもありません。

 

何が言いたいか、

常に結果と向き合わされることで常に解決策を考え、その結果達成しようとする気概である『達成志向性』が発揮され、成長が自然と促されると言うことです。

 

それ程求められない環境では、人は閾値を越えることがなく中々成長しません。

 

 たくさん遊べるから

文字通り、営利企業はたくさん遊べます!

 

接待、先輩のおごり、合コン、得意先の誘い・・・etc

あくまで私の経験ですが、ご飯、キャバクラ、旅行、カジノ、その他諸々・・・

とにかく遊ばせてもらいました。

 

賛否両論あるでしょうが、先輩の教えで投資も各種やりました。

大損をこきましたが・・・

 

何が言いたいかというと・・・

とにかく色々な経験が出来るということです。

 

さすがに福祉職ではここまで出来っこないと思います。

このような経験は純粋な福祉職には得難い知恵であり、後々必ず役に立ってくるものと確信します。現に私が生き証人ですw

 

このような経験で得たものは、人間としての味、いわゆる人間力といったところでしょうか?

利用者さんも色々な話がお好きですので、必ず役に立ちます。

 

 

 

以上、

福祉・心理系の学部なのになぜ始めは一般企業の就職したほうがいいのか?

ですが、色々な意味で成長が大きいからです!

 

コンピテンシー(有能さ)』

『達成志向性』

人間力

 

これらが磨かれます!

 

そして一般企業でも、福祉職でも、仕事に必要とされる『基本スキル』は同じであり、これらは間違いなく基本、その中でも根幹となるスキルです!

 

最初からストレートで福祉職でも構いません!

 

しかし、

 

迷うなら一般企業に就職し、成長し、

そこで得たスキルを福祉業界に注入して欲しいと思います!

 

福祉職か一般企業か、どちらかで迷っているならば・・・

始めは一般企業に就職することをお勧め致します。

とは言え資格は取っておきましょう・・・(小声)

 

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【必見】空気を読めないのはすごいことだ!【発達障害】

 

当記事は、

「空気を読めない」と言われている人のすごさ

を熱く語るものです!

 

 

 空気を読める人とは?

 

いわゆる、

「空気を読める人間」

というのは、人によっていろいろな捉え方があると思いますが、

「分からないことを分かったふりをして何となくやり過ごせる」

こんな人のことを言うのではないかと私は考えています。

 

かくいう私も分かったふりをしてやり過ごすことがたくさんあります。

その方が波風もたたないし楽ですから。

 

空気を読むことの弊害

 

これは実際にあった話なのですが、

 

ある時、会社の方針説明の場で、上長が今期方針を熱く説明していて、周りの同僚がそれを聞いてウンウンと頷いていました。

この時、実は私は「何言ってだこいつ」と思っており、頭の中にはてなマークが充満している状態でした。

でも、その場で「すいませんよく分かりません」とは恥ずかしくて言いにくく、方針がよく分からないままその場を終えてしまうという、そんなことがありました。

 

しかし、後から同僚に聞くと、

実はみんなもよく分からなかったということ。

ただ、それが分かったところで後の祭りに過ぎなくて・・・

今から「すいません先程の話よく分からなかったのでかくかくしかじか・・・」

なんてさすがに言えませんからね。

結局何となく感じながらやっていくしか手がないねとみんなで話して終わった。

という、そんなことがありました。

 

私を含めみんなが空気を読んだ弊害としか言いようがありません。

 

 

 

何が言いたいかというと、

 


・自分がよく分からないことの多くは、自分だけではなく他のみんなもよく分かっていないということ

 

・空気を読む人はそれでも空気を読んであえて聞くことをしないということ

 

以上の2点です! 

その場にいた同僚は、私はともかくとしてみんな優秀な人間です。

にも関わらず空気を読んだ結果誰も方針を理解することが出来ませんでした・・・

 


なので、「空気を読めない」と言われているそこのあなた!

あなたはすごいんです!


誰もが出来ないことをやってのけるそこのあなた!

あなたは救世主なのです!

 

あなたは我々に出来ないことをやってのける、すごい人です!

普通に考えてとても質問できないような場で質問が出来てしまうのです!

 

普通そんなん出来へんやん!半端ないって!

 


確かに、「空気を読めない」ことは仕事上命取りになることもあります。

 

しかし、そんな人がいることで組織はしばしばあるべき方向へと進んでいくのです。

 

加えて、

 

分からないことを分かったふりをする」方が、「分からないことを分かるまで追求する」ことよりも簡単で楽です。

 


でも、楽な方を選ばずに分かるまで追求する方が、仕事においては明らかに正しいことです。

仕事とは成果を出すためにするものなのですから。

 


なので、それをしない私はダメだということです。

分かっています・・・

 


分かっていますけどこれが中々出来なくて・・・

私の弱さですね。

 


だからこそ、空気を読まずにどんどん質問出来る人のことを尊敬しています。

 

自分もああなりたいなといつも羨望の眼差しで見ています。

 


なので、「空気を読めない」とよく怒られる人、

気にして小さくまとまらず、是非そのままでいて下さい!

 

いつになることか分かりませんが、私もそちらの世界にいこうと思いますので、どうぞ変わらずいてください。

 

以上、まとめますと、

「空気を読めない人」はすごい!

こういうことです!!

 

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【比較】復職と転職どっちがいい?【休職】

 

この記事の内容をざっくりと 

 

 

休職を経て、復職をするのか?転職をするのか?で迷われている方へ

 

 

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休職し、体を休め、ある程度回復をしてきましたら徐々に復帰を考えていくことになります。

 

ただ、体調が回復してきたからといって、すぐに気持ちを切り替えて職場に戻れるといった簡単なことではありませんよね・・・

 

休職するに至った原因が職場や仕事内容にある場合は特に大きな葛藤があって然るべきです。

 

どうしても復職が難しいようであれば、心機一転、転職をするという選択肢もあります。選択肢は1つではありません。

 

さて、当記事では、少しでもこのような葛藤をお持ちの皆様の参考になるよう、

  • 休職後、復職をするのか?
  • はたまた、転職をするのか?

どちらがいいのかを検討していきたいと思います。

 

先に結論を申し上げますと明確な答えはありません。

ですが、 前職時代、休職されている方がたくさんおり、その方々の復職の過程もたくさん見てきました。

加えて、現職では精神保健福祉士として、うつ病適応障害で休職をされている方の復職・転職の支援もしています。

 

この2つの経験を活かし、 「皆様にあった選択」が出来るよう、それぞれのメリット・デメリットを記載しております。

 

是非お役立て下さい!

 

 

復職のメリット・デメリット

 

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メリット(配慮があり、負担が少ない)

  •  体調に配慮してもらいながら徐々に職場復帰をすることが出来る
  • 慣れ親しんだ業務であるため、負担が少ない
  • 転職活動をしなくていいため、負担が少ない

 

デメリット(人間関係、先の展望)

  •  復職は原則、所属していた職場に戻ることとなるため、休職の理由が職場やその人間関係・仕事内容にある場合は相当な苦痛となる。
  • 上司や同僚の理解の程度によっては、腫れ物に触るような接し方をされる可能性あり
  • この先昇進することは相当に難しい(理不尽ですが、現状はこうです・・・)

 

 

転職のメリット・デメリット

 

 

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メリット(心機一転)

  • あなたが休職していたことは誰も知らないため、心機一転スタートできる。
  • 休職の原因となった煩わしい人間関係、仕事内容から開放される。
  • 結果を出せば周りと遜色なく昇進出来る。

 

デメリット(負担が大きい)

  • ハードな転職活動をこなさなければならない。
  • 退職後の煩雑な手続きをしなければならない。
  • 新しい仕事を1から覚えなければならない。

  

以上、私の経験からそれぞれのメリット・デメリットを記載させて頂きました。

 

加えて次項では、あくまで私見ですが、復職か転職について、「このような人は復職」「こういった人は転職」といった形で具体的にアドバイスをさせて頂きます。

  

 

 

 「このような人は復職」「こういった人は転職」筆者のおすすめ

 

 

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復職がおすすめな人

  • 今の職場で現行の仕事を続けたいという意思がある方
  • 復職か転職か決めることがどうしても出来ない方

 

職場の人間関係や仕事内容がどうしても受け入れられない場合を除いては、復職した方が「安全」であると個人的には思います。

 

転職がおすすめな人

  • 今の職場の人間関係、仕事内容がどうしても受け入れられない方
  • 会社に復職する際の部署変更を提案したが、受け入れられない場合
  • 今の職場に戻るぐらいならハードな転職活動の方が楽だと確信されている方

 

このように強い拒否感があるなら、まずは復職の際に部署変更を提案してみて下さい。

場合によっては医師やケースワーカーが間に入ることも出来ます。

 

ただ、経験上中々これは中々受け入れられません。企業の復職マニュアルに反するからです。

 

そして、受け入れられなかった場合、どうしても元の職場に戻りたくないという気持ちが強いのならば転職することをおすすめします。

 

以上、明確な答えはありませんが、少しでも参考にして頂けますと幸いです。

 

また、このようなことは1人で悩まず、職場、病院・クリニックや行政機関の支援者に相談することも重要です。

 

1人で悩まず人に頼りながら、後悔のない選択が出来るよう応援しております。

 

 

 

『休職』について他に参考となる記事をご紹介

 

  • 会社を休職する手順や手続きについて紹介した記事です。

 

  • 心配な休職中のお金の話について紹介した記事です。

 

  • 復帰に向けて休職中にすべきことをご紹介した記事です。

 

 

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【比較】一般企業と福祉職との違いをご紹介【メリットとデメリット】

この記事の内容をざっくりと

 

 

一般企業と福祉職との違いをご紹介

 

 ↑↑↑こちらの記事でご紹介させて頂きました通り、私は大企業で営業職として約10年間務めた後、精神保健福祉士資格を取得し、福祉業界へと転職を致しました。

 先を見据えて、「細く長く働きたい」と思い、この点で精神保健福祉士に魅力を感じたためこのような決断を致しました。

 

 結果的に、この選択をして良かったと確信しておりますし、皆様にもお薦めできます。

 

 さて、当記事ではこの経験を生かし、一般企業(民間企業)と福祉職の違いについて、メリット・デメリットの視点を中心に比較していきたいと思います!

 

  • 福祉職に就いている方で異業種に興味のある方
  • 人生の再スタートに向けて福祉系資格取得を考えている方
  • 企業から福祉職への転職を考えている方

 

このような方々のお役に立てますと幸いです!

 

結論を先に言うと、

  1. 23時に仕事を終え、その後に同僚と洒落たBARで飲むエビスビールを至高と感じるのか? 
  2. 18時に仕事を終え、家族(趣味)に囲まれながら家で飲む金麦を至高と感じるか?

この①、②のどちらの価値観を持っているかによって適正が異なると考えます。

気になる方は是非全て読んでみて下さい!

 

それぞれのメリット・デメリット

 

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一般企業

メリット

  •  給料がいい
  • 経費でいい物を飲み食いできる
  • 仕事のスケールが大きく、刺激的で華やか

 

デメリット

  • 仕事の難易度が高く拘束時間が長くなるため、プライベートがほぼない
  • 他に行くあてがない場合、転居を伴う異動や出向等の会社の都合に従わなければならない
  • 要求・ノルマが凄まじいため、尋常じゃないストレスがかかる
  • 成果のために時には嘘に近いことを言わなければならないことがある
  • 多くの職種が近い将来、『AI』にごっそり取って代わられる可能性が高い

 

福祉職

メリット

  •  残業がそれ程なくプライベートを充実させることが出来る
  •  程よい負荷を受けながら無理なく働くことが出来る 
  •  転居を伴う異動がほとんどないく、資格を持っている方は都合に応じて転職がしやすいため、会社の都合に振り回されなくともよい
  •  公益性が高い仕事であり、仕事において嘘がほとんどなく誠実に取り組める。

 

デメリット

  • 給料が安い
  • 良くも悪くも対象となる世界が狭いためスケールが小さく、華やかさ・刺激に欠ける

 

 以上、あくまでも私の経験に基づくいたものですが、それぞれのメリット・デメリットは以上のようになります。

 

お気づきのように両極端となっており、仮にどちらかを選ばなければならない場合、その選択は完全に好みの問題となるでしょう。

 

極端に言うと、「金」か「時間」か?

といったところでしょうか?

 

ただ、「Time is money」ということわざもあるように、この2択は究極の選択です。

簡単には選べません。というより選ぶ必要がありません。

本来仕事とは、その内容や興味で選ぶべきだからです。

 

ただ、大企業から福祉職への転職を考えている方、またはその逆の方がいるかもしれませんので、両方を経験した私が考える綺麗事を抜きにした選択の基準を参考までに申し上げますと・・・

  •  都会に住みたいなら一般企業! 
  • 地方都市・田舎でもいいなら福祉職!

極端に言えばこうです!

より詳細に申し上げますと、生活水準を落とせるか否かということで、落としても問題なく生活出来る人は福祉職に転職したほうが幸せであると私は経験上こう思います。

 

よりイメージしやすい表現で申し上げますと、

  1.  『23時に仕事を終え、その後に同僚と洒落たBARで飲むエビスビールを至高と感じるのか?』
  2.   『18時に仕事を終え、家族(趣味)に囲まれながら家で飲む金麦を至高と感じるか?』

①なら一般企業!②なら福祉職!

こういうことです!これでしかありません!

お酒を飲まない方すみません。

自分の中でこれ以上に適切な表現が見つかりませんでした!

 

まとめますと、

自分の時間がほぼなくとも、あえて都会に住みハイレベルなものに囲まれる生活に幸せを感じる方

⇒一般企業

 

田舎に住みハイレベルなものには縁がないものの、家族や趣味に費やす時間こそが幸せであると感じる方

⇒福祉職

 

 極端ですが、私はこのように結論付けます!

 相変わらずの暴論・・・

 でも、これが両方経験した私が辿りついた答えなのです(笑)

 

参考になりましたら幸いです。

 

この記事を読んで転職を考えようと思われた方には、以下のサイトがおすすめです!

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 追記

 

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23時の金麦が1番多いというご指摘を頂きました。

仰る通り時間もお金も十分ではない方がたくさんいらっしゃいます。

これが社会問題であり、ここに言及すべきでした。

加えて、精神疾患の増加はこの問題に起因していることと推察されますので、我々専門職の立場として、改善を訴えていかなければなりません。

今後、何が出来るのか?を考えていく所存です。

 

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うつで休職中にすべきこと『おすすめ3選』

この記事の内容をざっくりと

 

 

休職中だからといって遠慮せず自分の好きなことをしましょう!

 

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 休職はうつ病を良くするためのものです。

しかしながら、会社を休ませてもらっているからといって、遊んではいけないわけではありません!

 

断言します!

ずっと休職することに引け目を感じていたり、先のことを考えてくよくよしても治りが遅くなるだけです。

 

結論!自分の好きなことをしましょう!!

 (医師の指導のもと、周囲に反感を買わない方法で、程度でやることが前提です)

 

 さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

 

「休職期間中にすべきことオススメ3選」 

 

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ずばり、

  1. よく寝る!
  2. とにかく好きなことをする!
  3. 規則正しい生活を心がける!

です!

 

 

①よく寝る! 

 

特に休職初期は職場のことが気になったり、先のことを不安に感じることが多く、気分が大きく落ち込んでいると思います。

 そんな状況で何かに取り組もうというのは無理があり、多くの場合逆効果となります。

 

まずはちゃんと食べてよく寝ること!

次第に少しずつ「何かをしたい」という活力が湧いてきます!

その時まで、はやる気持ちを抑えゆっくりと休みましょう。

 

 ②とにかく好きなことをする!

 

 先述のように次第に活力が湧いてきます。

 こうなったら、自分の好きなこと・今やりたいことに取り組んでいきましょう!

 

先程も申し上げましたが、会社を休ませてもらっているからといって、遊んではいけないわけではありません。

 

むしろ遊んだ方が回復が早くなります。

家でずっとじ〜っとしていては治るものも治りません。

 

無理のない程度に、好きなこと、今やりたいことをやることで少しずつ元気を出していきましょう。

 

ただ、1つ注意点があり、例えば旅行等のうつ病に対して刺激が強いと考えられることに挑戦したい場合は、必ず医師に相談してからにしましょう。

場合によっては病状に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

 

さておき、とにかく活力が湧いてきたならば、自分の好きなこと、今やりたいことに取り組んでいきましょう。

負い目を感じる必要はありません!回復のために必要なプロセスです。 

 

③規則正しい生活を心がける!

  

活力が湧いてきて、少しずつ良くなってきたという実感が得られたら、朝起き夜に眠るといった規則正しい生活にチャレンジしましょう!

 

理由は以下の3つです。

 

1、セロトニンの分泌が促されるから

 

セロトニンとは、幸福を感じるための神経伝達物質であり、

うつ病はこのセロトニンの分泌が減っていることが1つの要因とされています。

 

そしてこのセロトニンは日光を浴びることで分泌が促されると言われています。

 出来れば近所に散歩に出かけて陽の光を浴びる。

難しければ朝起きてカーテンを開け、少しでも浴びるように心がければ、症状の回復に繋がる可能性があります。

 

是非試して見て下さい!

  

2、メラトニンの分泌が促されるから

 

 

メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれております。

 

その名の通り、メラトニンの分泌が多いと睡眠・覚醒リズムが整い寝付きが良くなります。また、それに加えて「質のよい睡眠」を得られるようになるとも言われています。

 

うつ病を患う方の多くは睡眠障害もお持ちです。

そして睡眠障害のせいで昼夜が逆転すると!うつ病は中々良くならないどころか、むしろ病状が悪化する恐れもありますのでメラトニンの分泌は非常に重要です。

 

(余談)

セロトニンは、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料でもありますので、日光を浴びることで一石二鳥ですね!

 

3、病状の悪化に繋がるから

 

 

休職初期等の病状が最も重い時期はこころの休息を最優先にして「寝たいときに寝て、起きたいときに起きる」ことが必要です。

 

しかしうつ病の回復期に入ると、昼夜逆転等の生活リズムの乱れが症状の悪化に繋がるとされており、病むおえない場合を覗いては規則正しい生活を心がけるのが良いでしょう。

 

医者やケースワーカーと相談しながら、睡眠リズム表を付けることも規則正しい生活を心がける上で有効です。

 

場合によっては睡眠導入剤の変更が必要になることもありますので、うまく眠れず生活リズムか乱れている場合は、是非睡眠リズム表をつけ、生活状況を可視化し、医師と共有して下さい。

 

ちなみに、このリズム表は医師やケースワーカーに相談をするともらうことが出来ますので気軽に相談してみて下さいね!

 

 

以上、今回は

「休職期間中にすべきことオススメ3選」

  1. よく寝る!
  2. とにかく好きなことをする!
  3. 規則正しい生活を心がける!

をご紹介させて頂きました!

 

少しでも皆様のお役に立ちますように!

 

『休職』について他に参考になる記事をご紹介

 

  • 休職期間を経て、復職するのか?転職するのか?で迷われている方向けに、それぞれのメリット・デメリットをご紹介した記事です。

 

  • 気になる休職期間中のお金の話についてご紹介した記事です。

 

  • 休職するための手順をご紹介した記事です。

 

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休職中の収入・お金の話について【うつ病・適応障害】

この記事の内容をざっくりと

 

 

休職期間中の収入・お金について不安を抱えているあなたに

 

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このまま働き続けることに体調的な限界を感じている方でも、いざ生活のことを考えると中々休職に踏み切れないということがあるのではないでしょうか?

 

結論から申し上げますと、

傷病手当金」という公的な制度があり、少なくとも1年半は直近1年間の給料の平均の2/3に相当する金額を受け取ることが出来ます。

 

したがって、最低限の生活は保証されるということになりますのでまずは安心して頂ければと思います。

 

 さて、ここからこの「傷病手当金」を受け取るための条件を紹介していきます。

 

傷病手当金を受け取るための条件・手続き

 

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以下の①~④のプロセスをクリアする必要があります。

 

①会社とは関係のない病気やケガで療養中であること

 

   

→療養とは、病気やケガの治療をしていることを言います。なお、会社の業務と関係ある病気やケガの場合は、労働災害保険、いわゆる労災の対象になります。

 

②業務外の病気やケガのため、仕事に就けないこと

 

 

 →この証明のために、仕事をすることができないという旨の医師による診断書が必要となります。医師に依頼をし取得することとなります。

 

医院により金額は異なりますが、3000円~5000円ぐらいの価格設定が一般的です。

取得出来ましたら会社に提出しましょう。

郵送で構いません。

 

③「傷病手当金」の申請のために、書類を2通準備します。

 

 

  • 『会社の療養担当者の意見書』
  • 『事業主の証明』

以上の2通が必要です。

 

これらの入手については、直接所属部署に問い合わすのでなく、人事部があるならばそこに依頼するといいでしょう。

 

あなたの体調悪化、いわゆるストレッサーが上司を始めとする部署の人間であるならば尚更です。休むために余計に体調を悪化させる必要はありません。

 

人事部等がなく、どうしても上司と掛け合わなければならない場合、受診しているクリニック(または病院)にケースワーカー(PSW精神保健福祉士ソーシャルワーカーとも言います)がいるならばそこに依頼。

 

いなければ市役所の社会福祉課に支援を依頼してもいいでしょう。

 

繰り返しますが、休むために余計に体調を悪化させる必要はありません。誰かに間に入ってもらって下さい。

 

④  ③の書類を取得できたら全国健康保険協会の各都道府県支部に郵送する。

 

 

支部の住所は以下を参照下さい。

http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat710/sb7130/sbb7131/1762-620

 

 

以上で申請は終了です。

 

決して簡単ではありませんので、分からないことが出てくるものと思います。

 

そんな時は上述しているようにケースワーカーがクリニック(または病院)にいる場合は手続きの補助をしてくれますので遠慮せずに頼りましょう。

 

仮にいない場合でも市役所の社会福祉課等の担当部署に相談して下さい。支援を受けることが出来ますので安心をして下さい。

 

余談ですが、筆者の職業はケースワーカー(精神保健福祉士) です。

この記事を読んで分からないことがあれば何でも質問して下さい。

 

 

【 まとめ】うつで休職中の収入・お金の話について

 

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例外を除き、「傷病手当金」という制度を活用することで当面のお金の心配をせずに安心して休職することが出来ます。

ですので、限界まで我慢せずに休んでください。

 

先の記事にも書きましたが、気分が落ちきってからでは取り返しのつかないことになります。そうなる前に休むことが大切です。

  

ぼやき

 

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うつや適応障害等で休職をする場合、明らかに業務や上司に問題があるのに労災とならないことがほとんどです。

証明が難しいということもありますが、それ以上に日本での精神疾患に対する無理解がこの背景にあるものと私は考えています。

 

精神疾患は病気です。風邪や高血圧と同じ病気です。なってしまったからといって何も気に病む必要はありません。

これを理解せずに短絡的に「気持ちの問題である」といったナンセンスで心無いことを口にする方がまだまだおられます。

 

私はこのような状況を変えるために日々業務に励んでおりますし、当ブログでの発信を続けていきます。

 

 

『休職』について他に参考になる記事をご紹介

 

  • 休職するための手順をご紹介した記事です。

 

 

  • 復帰に向けて休職期間にすべきことをご紹介した記事です。

 

  • 休職期間を経て復職するか?転職するか?で迷われている方向けにそれぞれのメリット・デメリットをご紹介した記事です。

 

 ↓↓↓あの『3月のライオン』の監修もしている先崎学9段の著書です。勇気をもらえます!

 

 ↓↓↓休職するための方法が具体的に書かれており、参考になります。

うつで仕事を休職する手順

 

 

この記事の内容をざっくりと

 

 

激務や職場の人間関係で心も体も限界に近い社会人の方!無理する必要はありません!!

 

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限界に至る前に現在の環境から早く逃げて下さい。専門職の見解です。

 

後のキャリアに響くから休職は・・・と考える方もいらっしゃると思いますが、我慢をして限界を超え、仮にうつ病となり気分が落ちきってしまうと、その大部分はある程度調子が戻るまでに数年、職場に戻るためのリハビリにもまた数年かかることとなります。それどころか、元の状態に戻らないことも珍しくありません。

 

こうなる前に絶対に逃げて下さい。理不尽を我慢する必要はありません。あなたはずっと我慢をしてきました。これからはあなた自身を大切にして下さい。身を守ることを考えて下さい。

 

仕事を休職する手順

 

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①まずは精神科(もしくは心療内科)のクリニックを予約する

 

 

限界近くまで我慢をして頑張っている人の多くは異常があっても通院をしない人が多く、この手の診療科が初めての方が多いと思います。抵抗はあるでしょうが身を守るために必要であるため、腹を括って下さい。

そして、予約日にクリニックで受付をすると問診票(予診表)が手渡されますので、ありのままを記載。

誇張する必要はありません。

 

②その後診察を受けます

 

 

「眠れているか?」といった質問から、「死にたいと思うか?」といった質問まで様々なことを尋ねられますので全て正直に答えてください。

 

そして何よりも重要なのが、現在限界に近いこと、少し職場と距離を置きたいことを医師に伝えることです。

何も恥ずかしいことはありません。自分の身を守るためです。

 

③医師から「休職の必要あり」という旨の診断書を受け取る

 

 

期間は医師により様々ですが、よくならない場合、後から期間の延長も出来ますので最初はあまり考えなくとも良いです。

ただし診断書の費用がかかりますので、その辺は医師と要相談です。

 

④ その後、診断書を提出し休職となる

 

 

自身の職場に渡しに行く必要はありません。

わざわざ辛いことをする必要はなく、無理せずに人事部に郵送しましょう。

渡しに来いということや、きっちりと説明しろといったナンセンスなことを言う上司もいるでしょうが気にする必要はありません。

繰り返しになりますがわざわざ辛いことをする必要はないです。 

 

⑤休職期間中はとにかくゆっくり休み、活力が湧いてきたらしたいことをする

 

 

あなたの権利です。好きなことをしましょう。

ただしSNS等にその間の行動をアップするのは同僚の気持ちを逆撫ですることになりかねませんのでこれは控えましょう。

良識を持った上で好きなことをするのです。

 

薬が処方された場合はきっちり服用し、その他の医師の指示にも従いましょう。

自分を大切にしながらゆっくりゆっくり回復していきましょう。

 

 

『休職』について他に参考になる記事をご紹介

 

 

  • 気になる休職期間中のお金の話についてご紹介しています。

 

  • 復帰に向けて休職期間中にすべきことをご紹介しています。

 

  • 休職期間を経て、復職するのか?転職するのか?で迷われている方向けにそれぞれのメリットデメリットをご紹介している記事です。

 

↓↓↓『3月のライオン』の監修もしている先崎学9段の著書です。勇気を貰えます!

  

↓↓↓具体的に休職する方法が書かれており参考になります。

【保存版】私が大企業を辞めて精神保健福祉士になった『3つの理由』

 

この記事の内容をざっくりと

 

 

 

大企業から「精神保健福祉士」に転職

 

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私は現在、「精神保健福祉士」という国家資格を取得し、福祉職として地方都市で適度なストレスを感じながら無理なく働いています。 

残業もそれ程なく、アフターファイブはもっぱら余暇や自己研鑽に費やしています。

 

しかし、数年前までは誰もが知る一般企業、いわゆる大企業で、しかも都会でバリバリと働いており午前様も珍しくありませんでした。

とてつもない業務量ですがその分やり甲斐があり、華やかで刺激的な毎日を過ごしていました。お給料も今とは比べ物にならない額を受け取っていました。

 

このように筆者は、ともすれば対極的と言える業界への転職を経験しております。

 

 

 

「恵まれた環境からなぜあえてこんな転職をしたのか?」

 

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転職してからしばらく、身内を含む色々な人からこのような趣旨の質問を繰り返される日々が続きました・・・

上手く表現できませんが、周囲から見るとそれ程に了解し難い出来事だったのでしょう。

 

では、なぜこのような転職をしたのか?ですが、

 

一言で言うとブログタイトルにもあるように、将来を見越して『細く長く働いていきたい』と考えたことが一番大きいです!

どちらかと言うと太く短くの業界・会社に入りましたが、細く長く働くほうが私の性にあっているようでした。 

 

 

 

『細く長く働く』ために

 

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  1. 無理なくずっと続けられること
  2. 会社に縛られず自身や家族の都合を優先させながら働くことが出来ること
  3. この先も無くならない仕事であること

 以上の3点が重要であると考え転職活動を始めました。

 

加えて↓↓↓この本を読み、自信を深めたということも1つの動機となりました。 

新 社会人のための精神保健福祉士(PSW):社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私

新 社会人のための精神保健福祉士(PSW):社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私

 

 

さておき、『細く長く働くため』の3点を順に解説をしていくと、

 

 

無理なくずっと続けられること

 

人間は誰でも老いていきます。

当然ながら若い頃は出来ても歳をとると出来なくなることが出てきます。

また、モチベーションを何十年も高く保てるのか?という点も問題となります。

競走の激しい世界ではモチベーションの低下が命取りになりますので。

とはいえずっと張りつめているのも中々にしんどいことです・・・

 

おまけに、会社は結果を出すために嘘に近い、大きく誇張された宣伝文句を打ち出してきます。

確かに結果が出るには出るのですが、後ろめたい気持ちをずっと持ちながら仕事をし続けることとなり、とてもモチベーションが維持できる状態ではありませんでした。

 

こういったことから、無理なくずっと続ける、すなわち細く長く働くためには、

  • 衰えても、やる気に多少の浮き沈みがあっても、続けられるぐらいの難易度・量の仕事でないといけない
  • 誠実に働くために公益性の高い業種でないといけない

こう考え、大企業から福祉業界への転職を選択しました。

 

 

会社に縛られず自身や家族の都合を優先させながら働くことが出来ること

 

大企業のサラリーマンというステータスは確かに高いものがあります。

が、『大企業のサラリーマン』という資格はなく、非常に高いスキルがない限り『会社ありきの人材』であるといっても過言ではないでしょう。かく言う私もそうであったと思います。

 

こうなると会社に依存して生きていかなければならず、転勤、あまつさえ出向等の会社の事情に振り回される人生になる可能性が否めません。

 

私は自身や家族の都合を優先させたいと考えており、

  • そのためにはどこでも需要がある医療・福祉の仕事が理想である
  • 加えて国家資格である「精神保健福祉士」資格を取得することが将来につながる

以上のことを考え、この道を選んだのです。

なお、医療・福祉系の国家資格の中でなぜ「精神保健福祉士」を選んだのかは、筆者が心理学部卒であることが大きな動機となっています。

 

以下の記事も是非ご参照下さい。

 

 

この先も無くならない仕事であること

 

皆様もAI(人工知能)については既にご承知のことでしょう。

この先もAIに取って変わられない仕事として、

  1. 創造性や独創性が問われる仕事」
  2. 他者への人間的な理解が問われること、あるいは前提となる仕事

と大きく2つに分類されています。

 

営業は後者に当てはまるように思われがちですが、現在の営業はiPad等のツールの発達や接待の機会の減少により、昔程「これぞ営業」といった人間関係の妙は重要視されず、単純に、「こなす回数」が重要となってきています。

この先無くなるまではいかないものの機械やWebに取って代わられ大幅に数を減らすことは明らかです。

 

これに対して、精神保健福祉士を始めとした医療関係・福祉関係職は他者への人間的な理解が大きく問われるためただこなすだけの機械では不十分であり、この先も無くなることは無いでしょう。

加えて、精神疾患は年々増えてきており、益々精神保健福祉士の活躍の場が増えてくるものと確信しています。

 

 

 

まとめ

 

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  1. 無理なくずっと続けられること
  2. 会社に縛られず自身や家族の都合を優先させながら働くことが出来ること
  3. この先も無くならない仕事であること

 

細く長く働くためにこのような点を重視したため、私は大企業を辞め精神保健福祉士となり福祉業界に転職を致しました。

転職して間違いなく正解だと思っています!

 

この理由については、以下にたっぷりご紹介しておりますので是非ご参照下さい!

 

それでは!